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今季ロサンゼルス・レイカーズと1年契約を交わしたジャレッド・ダドリー。キャリア13年目で34歳のベテランは、ウェスタン・カンファレンスの強豪となったレイカーズをサポートする役割を担っている。今季はここまで24試合に出場しているが、平均7.7分の出場時間や平均1.4得点など、いずれもキャリアローの成績。だが試合での出番が減少しようとも、若手へのアドバイスや、数分のみコートに立った時もきっちり3ポイントシュートを沈めるなど、頼もしい存在だ。
だがダドリーはレイカーズと契約する前には、昨季まで所属していたブルックリン・ネッツとの再契約を望んでいたことを、『The New York Daily News』のインタビューの一部で明かした。「本当はネッツへ戻りたいと思っていたんだ。早い段階でそう思っていたよ」と答えるダドリー。「なぜならレイカーズと契約する前、ネッツは話を引き延ばしていた。言うまでもなくネッツは(ケビン)デュラントとカイリー(アービング)を獲得して、それは構わないことだった。でもそれから2日間、彼らからは何も知らされなかった。そしてようやくオファーをしてくれたが、その時にはもうレブロン(ジェームズ/レイカーズ)と会話を終えていて、何も耳にすることもなかった。その時はデュラントとともにプレーがしたかったから、ネッツと2年契約を交わしたいとも思っていたよ」と、オフシーズンを振り返った。
もしネッツがデュラントとアービングを獲得してから、もっと早い段階でダドリーに再契約のオファーをしていれば、彼はネッツに残留していたことだろう。だが現在はレイカーズのジャージを身にまとい、ウェスタン・カンファレンス首位のメンバーとして役割を担っている。「(カイル)クーズマが出場しなかった時は、俺がプレーをした。それが自分の役割だ。1年で50試合プレーすることになるだろう。1度だけスターターも務めた。プレーオフに進出すること、そして自分たちにチャンスを与えること、それが俺にとって重視することだ」と、レイカーズを鼓舞するかのように、力強く彼はコメントを残している。
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