2020.02.27

ブランドン・イングラム、プレーオフで古巣レイカーズと対戦する可能性について「きっと面白いものになる」

昨季はレイカーズでチームメートだったレブロン(左)とイングラム(右)[写真]=Getty Images
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古巣レイカーズについて言及するイングラム

 今シーズンから新天地であるニューオーリンズ・ペリカンズで、主力選手として活躍しているブランドン・イングラム。今季は平均24.7得点6.3リバウンド4.3アシスト1.0スティールといずれもキャリアハイをマーク。さらにフィールドゴール成功率は47.4パーセント、スリーポイントシュート成功率は40.0パーセント、フリースローは86.0パーセントと、高い水準を誇っている。

 2月27日(現地時間26日)の時点では、ペリカンズは戦績25勝33敗でウェスタン・カンファレンスの10位とプレーオフ圏外。しかし『The Athletic』のサム・アミック記者によれば、イングラムはペリカンズが西の8位に滑り込むことで、現在西の首位で自身の古巣であるロサンゼルス・レイカーズと、ポストシーズンで直接対決する可能性についても以下のようにコメントしたそうだ。

「町の人たちを見ていると、皆がプレーオフについて言及している。コーチ(アルビン・ジェントリーHC)もそれについては少しだけ触れているよ。もちろんチームとしては、今この瞬間に集中することを意識していて、あまり先々のことは考えていない。けれどコーチたちはわずかでもプレーオフについては口にしている。レイカーズと対戦することになれば、それはきっと面白いものになるだろうし、僕らが彼らを打ち負かすことができるかどうか、確かめてみたいね」

 今季はシューティングの成功率を大幅に改善し、飛躍的なパフォーマンスを披露していることで、昨季からもっとも成長した選手に贈られる“MIP(NBA最成長選手賞)”受賞の可能性もあるイングラム。得意のミドルレンジのプルアップジャンパーを武器に、勝負所ではクラッチショットを沈め、1月17日(同16日)のユタ・ジャズ戦ではキャリアハイとなる49得点を記録。そしてキャリア初のオールスター選出など、目覚ましい活躍を続けている。現在ペリカンズはプレーオフ圏外ではあるが、力強くチームをけん引していく姿に今後も期待したい。

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