2021.02.19
2月13日(現地時間12日、日付は以下同)に行なわれたミルウォーキー・バックス対ユタ・ジャズの一戦は、ジャズが最大21点差をつける展開となり、129-115で勝利。6連勝としたジャズは、ここ18戦で17勝1敗と絶好調。リーグトップの21勝5敗(勝率80.8パーセント)としている。
この試合、ジャズはルディ・ゴベアが27得点12リバウンド4ブロック、ジョー・イングルズが7本の3ポイント成功を含む27得点に5アシスト、ドノバン・ミッチェルが26得点6リバウンド8アシスト、ジョーダン・クラークソンが25得点5アシスト、デリック・フェイバーズが10得点6リバウンドと、計4選手が25得点以上を残した。
ゴベアは「俺たちはいろんな方法で得点できる。チームの多くの選手たちが得点できる時というのは、ガードするのが本当にタフなんだ」と自信をのぞかせていた。
一方、今季のジャズ戦を2戦全敗としたバックスでは、ヤニス・アデトクンボが29得点15リバウンド6アシスト2スティール2ブロック、ブルック・ロペスが23得点6リバウンド2ブロック、クリス・ミドルトンが18得点、ボビー・ポーティスが15得点、DJ・オーガスティンが12得点を残すも勝利ならず。
昨季までの2シーズン。いずれもリーグトップの戦績を残し、2年連続でシーズンMVPを獲得しているアデトクンボ率いるバックスは、今季ここまでイースタン・カンファレンス2位の16勝10敗(勝率61.5パーセント)。
決して悪い戦績ではないのだが、勝率ではイースト首位のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(18勝8敗/勝率69.2パーセント)、インパクトの面でもケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデン、カイリー・アービングという“ビッグ3”擁するブルックリン・ネッツ(15勝12敗/勝率55.6パーセント)に後れを取っている印象があることは否めない。
ジャズとの2試合を終えたアデトクンボは「ウェストのベストチームだ」と評し、こう続けていた。
「ただ見ていて楽しい。彼らのプレーを見ていると、楽しんでいるように見えるし、簡単にやってのけているように見えるんだ。シンプルなことで、昨シーズンの俺たちみたいさ。あのように自信を持ってプレーしていると、打ち負かすのは難しいね」。
もっとも、現時点でリーグベストの戦績を残していようと、今季NBAチャンピオンになれる保障はどこにもない。それでも、今季のジャズはこれまでとは一線を画すチーム状態にあるのは確かなようだ。
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