2021.09.15
3月23日(現地時間22日、日付は以下同)に行なわれたトロント・ラプターズ戦。ヒューストン・ロケッツは117-99で勝利し、約1か月半ぶりの白星を手にした。
2月5日のメンフィス・グリズリーズ戦を最後に、20連敗を喫していたロケッツは、ジェイショーン・テイトが22得点6リバウンド5アシスト、スターリング・ブラウンが20得点10リバウンド、クリスチャン・ウッドが19得点、ダヌエル・ハウスJr.が12得点6アシストをマーク。
そしてジョン・ウォールは約5年ぶりのトリプルダブル(19得点11リバウンド10アシスト)に2ブロックを残して勝利を強烈に後押し。
就任1シーズン目のスティーブン・サイラスHC(ヘッドコーチ)は「私は『たぶん今日がその夜になる』と感じていた。何かスペシャルなことが起こると感じていたんだ。我々にとって、スペシャルなこととは、あまりにも長い連敗を経て、勝利することだったんだ」と試合後に振り返る。
アキレス腱断裂から完全復活を目指しているウォールは勝利後、サイラスHCと大きくハグを交わし、喜びを分かち合った。
「彼にはこう言ったんだ。『俺たちはついにやったんだ』とね。それに、『どんなことがあろうと俺はあなたと一緒だ』と言ったら、彼も同じことを返してくれたよ。どんなコーチでも、こんな逆境には立たされたくはない。でも彼は最初の年から経験することになっていた。だから俺は(連敗から脱出できて)うれしいよ」とウォール。
一方、敗れたラプターズは泥沼の9連敗。フレッド・バンブリートがゲームハイの27得点に8リバウンド4スティール、パスカル・シアカムが21得点10リバウンド、ノーマン・パウエルが19得点、カイル・ラウリーが17得点8アシストを残したものの、勝利には届かなかった。
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