2021.03.29

21歳のビッグマン、モーゼス・ブラウンがサンダーと2ウェイ契約から複数年契約を締結

2ウェイ契約から本契約を手にしたブラウン[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 3月29日(現地時間28日、日付は以下同)。オクラホマシティ・サンダーのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのサム・プレスティは、モーゼス・ブラウンと複数年契約を結んだことを発表した。

 UCLA出身のブラウンは、ドラフト外で2019年10月18日にポートランド・トレイルブレイザーズと2ウェイ契約を結んでNBA入り。昨季はブレイザーズで9試合に出場して平均3.7分1.2得点1.6リバウンドをマーク。

 そして昨年12月9日にサンダーと2ウェイ契約を結び、オールスターブレイク後からプレータイムが急上昇。3月は9試合(うち先発は5試合)の出場で平均27.7分12.4得点12.3リバウンド1.6ブロックにフィールドゴール60.8パーセントを残している。

 28日終了時点で、サンダーはウェスタン・カンファレンス13位の19勝26敗。今後は若手選手たちに出場機会を与えることにフォーカスしていく方針であることを発表しており、ブラウンはその筆頭と言ってもいい選手。

 218センチ111キロの21歳は、28日のボストン・セルティックス戦で大爆発。前半だけで17得点19リバウンドをたたき出し、終わってみればいずれもキャリアハイとなる21得点23リバウンドと大暴れ。

「僕はただ、コートに出て自分のエナジーを持ち込んでいい雰囲気を作り出したかった。バスケット付近ではアクティブにいただけ。どうやってスペースを作るか、どのようにしてボックスアウトをするかは知っている。僕は自分の高さと長さを活かしているんだ」とブラウン。

 サンダーはベテランセンターのアル・ホーフォードが今季残り試合を全休する見込みのため、ブラウンは今後も出場機会を得ることが期待できそうだ。