2021.04.04
3月31日(現地時間30日)、ワシントン・ウィザーズはホームでシャーロット・ホーネッツと対戦。両チームの主力選手たちが躍動し、試合は競った内容になる。しかし終盤にホーネッツのテリー・ロジアーがクラッチジャンパーを沈めていき、最終的にウィザーズは104-114と敗戦した。こうして連勝記録は「2」で止まったものの、八村塁は今シーズンのベストパフォーマンスを披露した。
試合開始直後、八村はスイッチディフェンスでさっそくゴードン・ヘイワードとマッチアップ。ジャンパーを放たれたものの、これがこぼれ落ちる。その次のポゼッションで、ウィザーズの先制点となるダンクを決めた。また今度はオフェンスでヘイワード相手にジャンプシュートを放ち、マークされていない時は両手を上げて味方へフリーをアピールするなど、序盤から攻撃に積極的に参加していく。
ドライビングレイアップからバスケットカウント、さらにアップアンドアンダーでフィニッシュする八村。加えてペリメーターでの1対1ではジャブステップでディフェンダーと駆け引きし、ミドルレンジではターンアラウンドジャンパーをヒット。前半終了のブザーとともに3ポイントシュートを沈めるなど、多彩なオフェンスによって前半だけで16得点を記録した。ウィザーズは56-64と8点ビハインドでハーフタイムに。
迎えた後半も、八村はインサイドで巧みなポンプフェイクでファウルを誘い、バスケットカウントを獲得。エルボーからジャンプシュート、ラッセル・ウェストブルックからパスを受け取ってフィニッシャーになるなど、オフェンスでの勢いは止まらなかった。またポストからウェストブルックの3ポイントをアシストし、ダブルチームがつくと冷静にコーナーで待機している味方へパスするなど、攻撃の起点も担った。
最終クォーターでは徐々にホーネッツへ試合展開が傾き、勝利を逃すことになったが、八村は最終的にキャリアハイに並ぶ30得点と4リバウンド3アシストを記録。こうして3月中は20得点オーバーを6回記録するなど、今月の八村は明らかにオフェンスで存在感を発揮していた。そのほかにもウェストブルックが22得点15リバウンド14アシストと、今季17回目のトリプルダブルを記録した。
勝利したホーネッツはロジアーが27得点7リバウンド4アシスト、ヘイワードが26得点11リバウンド6アシストをマークした。
【今日のハイライト@rui_8mura🎥】#八村塁 選手はホーネッツ戦にゲームハイの40分19秒出場し、スリー1本成功含むFG12/25でキャリアハイタイ30得点、4リバウンド、3アシスト。#ウィザーズ|#DCAboveAll pic.twitter.com/akEE6gs7vN
— ワシントン ウィザーズ (@washwizardsjp) March 31, 2021
■試合結果
シャーロット・ホーネッツ 114-104 ワシントン・ウィザーズ
CHA|32|32|25|25|=114
WSH|29|27|25|23|=104
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