2021.04.02

序盤からペースを握られたウィザーズはピストンズに敗北…八村塁は10得点を記録

ピストンズ戦で10得点を記録した八村(写真は3月31日のホーネッツ戦)[写真]=Getty Images
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 4月2日(現地時間1日)、ワシントン・ウィザーズはアウェーでデトロイト・ピストンズと対戦。スコアラーのブラッドリー・ビールが右股関節の打撲で引き続き欠場するなか、ウィザーズは序盤から苦しい展開を強いられる。

 オープニングこそアレックス・レンが2連続ショットを沈めたものの、逆にピストンズのメイソン・プラムリーによるアリウープダンクを2回連続で許してしまう。さらにこの日好調だったジョッシュ・ジャクソンにドライブからフローターやダンクを決められて、主導権を奪われる形に。八村塁が第1クォーターのみで8得点を決めたが、第2クォーターでもチーム全体としてウィザーズは得点を伸ばせず、前半は44-63と大幅にビハインドを背負う形になった。

 後半に突入したウィザーズは、ラッセル・ウェストブルックがレンやロビン・ロペスといったゴール下のフィニッシャーへアシストをつなげていく。だが逆転に必要な爆発的なオフェンスは描けず、ジャクソンのステップバックジャンパーやジェレミー・グラントの3ポイントなどを許し、第3クォーターも68-87と依然として19点差のままとなった。

 最終クォーターにおいてもウィザーズは本来の得点力が発揮できず、さらにリードを拡大されてしまい、最終的に91-120で敗戦を喫することとなった。

 敗戦したウィザーズはウェストブルックが16得点11リバウンド12アシストとトリプルダブル、ロペスが16得点3アシスト3ブロック、レンが14得点5リバウンドを記録。八村は第1クォーターにポストアップからターンアラウンドジャンパー、レイアップやジャンプシュートなどで8得点をマークしたが、その後は2得点に終わって10得点2リバウンド2アシストを記録した。

 勝利したピストンズはジャクソンがチームハイの31得点、プラムリーが13得点11リバウンド7アシスト、グラントが12得点4リバウンド4アシストをマークした。


■試合結果
ワシントン・ウィザーズ 91-120 デトロイト・ピストンズ
WSH|22|22|24|23|=91
DET|32|31|24|33|=120

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