2021.05.21

プレーオフ進出をかけた大一番で八村塁は18得点…「負ける気がしなかった」

八村はペイサーズ戦で18得点4リバウンド2アシストをマークした[写真]=Getty Images
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 5月21日(現地時間20日)、ワシントン・ウィザーズはプレーイン・トーナメントでインディアナ・ペイサーズと対戦。142―115で勝利を収め、見事に東の第8シードを勝ち取った。

 2日前のシャーロット・ホーネッツ戦ではファウルトラブルに苦しみ、約16分の出場で8得点に終わった八村。しかし、試合後に指揮官が「塁は必ずバウンスバックする」と期待をかけていた通り、ペイサーズ戦ではチーム2位タイの18得点をマークし、チームの3年ぶりとなるプレーオフ進出に大きく貢献した。

 八村は試合後のインタビューにて、「去年は惜しくもプレーオフを逃してしまった。今シーズン終盤、僕らがプレーオフに行けるとは思われてなかったけど、チームとして達成できたことは自信になった」とコメント。

 この試合、八村はフィールドゴール8本中6本の成功と、調子の良さを見せた。本人も「最初から積極的に行けて、チームでもボールが回っていた」と試合を振り返り、「負ける気がしなかった」と大一番で強さを発揮した。

 アメリカの大手放送局であるESPNの予測では、4月6日の時点でプレーオフ進出の可能性がわずか0.6パーセントと絶望的な状況だったウィザーズ。しかし、彼らの予想を裏切り、見事にプレーオフへの切符を掴んだ。

 初戦の相手は今シーズンここまで3戦全敗のフィラデルフィア・セブンティシクサーズとなるが、八村は「僕らの持ち味が組み合わされば、どんなチームにも負けないと思う」と自身を覗かせた。

「プレーオフはインテンス(激しさ)が違うと聞いていますし、楽しみにしている。このままの勢いで頑張っていきたい」と自身初のプレーオフへ意気込んだ八村。注目のシクサーズ戦は、日本時間5月24日の午前2時にティップオフ予定となっている。

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