2021.07.06
5月29日(現地時間28日)、ボストン・セルティックスはホームでブルックリン・ネッツとのプレーオフ1回戦第3戦に挑んだ。アウェーで開催された第1戦と第2戦を落としていたことで、シリーズを0勝2敗とリードされていたセルティックス。しかしこの第3戦では、第2戦で右眼を負傷したジェイソン・テイタムが獅子奮迅のパフォーマンスでチームをけん引し、125-119と見事に勝利に導いた。
シリーズを1勝2敗にしたセルティックスは、マーカス・スマートが23得点6アシスト、トリスタン・トンプソンが19得点13リバウンド、エバン・フォーニエが17得点5リバウンドを記録。そしてこの試合でテイタムはプレーオフキャリアハイとなる50得点に加えて、6リバウンド7アシスト2スティール1ブロックをマーク。『SB Nation』によると今回のテイタムの50得点は、ボブ・クージー(元セルティックスほか)と並んでプレーオフの試合で4番目に高い球団記録になったそうだ。
試合後、テイタムは「最初の試合ではシュートタッチに苦しみ、前の試合でも目を負傷したことで十分にプレーすることができなかった」と最初の2試合を振り返りつつ、「自分の本拠地で、大いに盛り上げてくれるファンの前でプレーすること以上のものはないよ」と、コメントしている。試合終盤にはネッツのケビン・デュラント相手に1対1を仕掛けてクラッチジャンパーを沈めたが、観客の応援が1つ大きなモチベーションになったことだろう。またチームメートであるスマートも「彼は精神的に集中していたよ」と、テイタムのパフォーマンスを評価した。
敗れたネッツはジェームズ・ハーデンが41得点7リバウンド10アシスト、デュラントが39得点9リバウンドとスコアラー陣が存分に実力を発揮したが、3連勝にはならなかった。
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