2021.06.08

ニックスのシボドーHCが今季の最優秀コーチ賞を受賞「名誉なことだ」

自身2度目となるCOYを受賞したシボドーHC[写真]=Getty Images
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見事にニックスをプレーオフへと導いたシボドーHC

 6月8日(現地時間7日)、NBAニューヨーク・ニックスで指揮を執るトム・シボドーHC(ヘッドコーチ)が、2020-21シーズンの最優秀コーチ賞を受賞したことを発表した。

 今シーズンからニックスの指揮官に就任したシボドーHCは、チームを41勝31敗という戦績でイースタン・カンファレンスの4位へと導き、球団としては2012-13シーズン以来となるプレーオフ進出を達成。レギュラーシーズン中は9連勝をマークするなど、歴史の深いフランチャイズを再び競争力のあるチームへと成長させた。

『ESPN』によれば、シボドーHCは今回の受賞に際してインタビューに応じたそうだ。「こういった賞を受賞するときはいつだって名誉あることだ。しかしそれよりも、今季における我々の組織としての成長の結果をこれは表している」と、コメントしている。

 またシボドーHCが同賞を受賞するのは、シカゴ・ブルズでヘッドコーチを務めていた2010-11シーズン以来2度目となる。今季は当時ブルズで指導していたデリック・ローズがニックスのロスターに名を連ねており、「多くのことをここまで乗り越えてきた、彼のようなベテランがいてくれたのは本当に心強かったと思う。ベテランとしてのリーダーシップを発揮し、このチームをまとめてくれた」と、ローズへの感謝もつづった。

 なおシボドーHCは同賞の投票時に、43ポイントの1位票を含む合計351ポイントを獲得。フェニックス・サンズのモンティ・ウィリアムズHCは340ポイント(1位票45ポイント)で2位、ユタ・ジャズのクイン・スナイダーHCは161ポイント(1位票10ポイント)で3位にランクインしていた。