2021.06.02
トム・シボドーをヘッドコーチ(HC)に招へいし、2013年以来8年ぶりのプレーオフ進出を決めたニューヨーク・ニックスは、今季リーグで最もインパクトを与えたチームの1つだ。
そのニックスでけん引役を務めたのがジュリアス・ランドルだ。キャリア7年目の今季、屈強な身体を持つレフティはここまで平均37.4分24.0得点10.2リバウンド5.9アシストに3ポイント41.2パーセント(平均2.2本成功)と、自己最高のシーズンを送っている。
先日「Victory The Podcast」に出演したオールスターフォワードは「僕はニューヨークでプレーするのが大好きなんだ。ニューヨーク・ニックスの一員として引退したいね」とチームへの忠誠を誓った。
ランドルの来季の契約はチームオプションで、来季終了後に制限なしフリーエージェントになるのだが、今季終了後にでもプレーオフ返り咲きの功労者と大型契約を締結する可能性があるという。
そのニックスは5月14日(現地時間13日、日付は以下同)に行なわれたサンアントニオ・スパーズ戦を102-98で制し、今季戦績をイースタン・カンファレンス6位の39勝31敗とした。
14日終了時点で、イーストは4位にアトランタ・ホークス(40勝31敗)、5位にマイアミ・ヒート(39勝31敗)がおり、3チームが0.5ゲーム差でひしめき合っている。
スパーズ戦で24得点9リバウンド5アシストの活躍を見せたRJ・バレットは「僕らは何としてでも第4シードになりたい。ホームコート(アドバンテージ)が欲しいんだ」と意気込む。
ニックスはここまで、ホームのマディソン・スクエア・ガーデンで23勝11敗という好成績を残しており、久々のプレーオフをホームでより多く戦いたいというのが今の目標なのだろう。
キャリア初のプレーオフに臨むランドルにとっても、ホームコートでファーストラウンド初戦を迎えるべく、残り2試合もチームのエンジンとして大車輪の働きを見せてくれるに違いない。
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