2021.04.18

故郷凱旋で44得点を奪ったジュリアス・ランドル「皆の前でプレーするのは大好きだ」

マブス戦でシーズンハイに並ぶ44得点をマークしたランドル[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 今季8シーズンぶりのプレーオフ出場を目指して戦うニューヨーク・ニックスは、4月17日(現地時間16日、日付は以下同)のダラス・マーベリックス戦を117-109で制し、今季最長となる5連勝をマーク。

 この日の会場となったテキサス州ダラスは、大黒柱ジュリアス・ランドルにとっての生まれ故郷。アメリカン・エアラインズ・センターでプレーするにあたって「集中していた」というランドルは、今季最多タイかつゲームハイの44得点に10リバウンド7アシストと、トリプルダブル級のパフォーマンスで勝利の立て役者に。

「いつだって友だちや家族の皆の前でプレーするのは大好きだ。こういう瞬間というのは決して当たり前に起こることじゃないからね」と語ったランドルについて、マブスのリック・カーライルHC(ヘッドコーチ)は「今夜の彼は早くから乗っていた。今夜のように当たっていると、ものすごく(ガードするのは)難しいんだ。チーム全体でもっとハードにガードする必要があったね」と悔やんだ。

 ニックスではランドルのほか、RJ・バレットが24得点8リバウンド、デリック・ローズが15得点5アシスト、レジー・ブロックが11得点と続き、今季戦績をイースタン・カンファレンス6位の30勝27敗とした。

 今季キャリアベストのパフォーマンスを見せているランドルについて、トム・シボドーHCは最大級の賛辞を送っている。

「彼は勝利へと導くプレーを何度も決めてくれた。試合が始まると、彼のアグレッシブさがチームの雰囲気を作り出した。これは私が何度も言っていることだけど、彼はこのチームのエンジンなんだ。彼がこのチームを引っ張ってくれているよ」。

 イースト10位のシカゴ・ブルズ(23勝33敗)とは6.5ゲーム離れているとはいえ、ニックスとしてはプレーイン・トーナメントに参戦せずにプレーオフ進出を決めたいところ。そのためには6位の座をキープしつつ、少しでも上の順位へと上げたいところだ。

ジュリアス・ランドルの関連記事