第4戦終盤にブロックショットを決めたヤニス「勝利のためなら何でもする」

試合終盤にエイトン（左）のアリウープダンクをブロックしたアデトクンボ（右）［写真］＝Getty Images

バスケットボールキング編集部

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ミドルトンはオフェンス、アデトクンボはディフェンスで逆転勝利に貢献

　7月15日（現地時間14日）、ミルウォーキー・バックスはホームでフェニックス・サンズとのNBAファイナル第4戦に挑んだ。この試合は両チームの主力選手を中心に、前半から一進一退の攻防が続いた。しかしバックスが試合終盤にクリス・ミドルトンのミドルレンジジャンパーで逆転に成功すると、ディフェンスではヤニス・アデトクンボがディアンドレ・エイトンのアリウープダンクをブロック。その後着実に得点を重ねたバックスが109－103と接戦を制している。

　シリーズを2勝2敗とイーブンにしたバックス。40得点6リバウンド4アシストと躍動したミドルトンは、「誰もこの戦いで引き下がろうとはしなかった。僕らには戦う闘志があったんだ」と、試合後にコメントしている。また13得点7アシストを記録したドリュー・ホリデーは、「今夜のクリスは何も恐れを抱いていなかった。堂々とプレーしていたよ」と、ミドルトンのパフォーマンスを称賛した。

　また26得点14リバウンド8アシスト3スティール2ブロックと攻守で大活躍したアデトクンボは、終盤のブロックショットについて言及。「あの時、正直に言えばダンクを決められたと思ったんだ。でも勝敗が決まる大事な局面だったし、勝利のためなら何でもするという気持ちだったよ」と、語ってみせた。

　一方、ホームでの2連勝からアウェーで2連敗を喫したサンズ。エースのデビン・ブッカーは、第3クォーターの18得点を含む42得点と爆発的な得点力を発揮したが、バックスの終盤の支配力を覆すことはできず。

　またクリス・ポールは約37分出場したものの、フィールドゴールは13本中5本のみの成功にとどまり、10得点4リバウンド7アシスト5ターンオーバーという数字で終わった。「本当に受け入れるのが難しい敗北だ。でもここから立ち直らないといけない」とコメントすると、「自分たちのやらなければならないことはもうわかっている。修正をして次戦に挑みたい」と、ホームで開催される第5戦に向けて意気込みを語った。