2021.07.26
7月15日(現地時間14日、日付は以下同)。アメリカ代表としてプレーしているポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードのインタビューが、チームの公式ウェブサイトへ掲載された。
アメリカ代表は、7月7日からラスベガスでトレーニングキャンプをスタートしており、11日からエキシビジョンゲームをこなしている。ここまで3試合を終えて1勝2敗と苦しんでいるものの、14日のアルゼンチン代表戦でようやく白星を手にしたことで、良い方向へ向かっていると言っていいだろう。
とはいえ、グレッグ・ポポヴィッチHC(ヘッドコーチ/サンアントニオ・スパーズ)率いるアメリカ代表のゴールはもちろん大会4連覇。東京オリンピックで1勝あるいは予選突破するというものではなく、金メダル獲得が目標であり、厳しい戦いになることが予想されている。
もっとも、リーグきってのクラッチプレーヤーは「いいプレッシャーさ」と切り出し、こう続けていた。
「NBA選手というのは緊張状態にある時こそベストになるものなのさ。別に俺たちが今その状態に陥っているわけじゃない。要は俺たちが一丸となってプレーしていかなきゃいけないということ。(大会中の)どこかで、そうならざるをえない時が来るだろう。でもそれもいいプレッシャーさ。それこそ俺たちが世界のベストプレーヤーたちと戦ううえでやるべきことであり、勝たなければいけないということ。だからいいプレッシャーなのさ」。
リラードはここまでの3試合で、試合終盤こそ‟デイムタイム“が発動していないものの、全試合で2ケタ得点を残しており、3ポイントもプルアップやキャッチ&シュートでも成功させており、今後に向けてこう意気込んでいる。
「(3ポイント)ラインが近くなるんだ。俺は(NBAで)キャッチ&シュートする機会がほとんどない。でもこの3試合で、俺は今シーズン分のキャッチ&シュートよりも多く打てたと思うね。今後もその機会があれば、自分のシュートがどれだけうまいのかを見せていくし、それらを決めてみせる」。
アメリカ代表は、今後17日にオーストラリア代表とのリマッチ、19日にスペイン代表との練習試合をこなし、東京オリンピックを迎えることとなる。リラードはケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)やジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)と共にオフェンスで重要な役割を担うだけに、持ち前の得点力と勝負強さを存分に発揮してほしいところだ。
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