2021.10.29
9月27日(現地時間26日、日付は以下同)。トレーニングキャンプを直前に控えたこの日、メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントのインタビューが『Hoops Hype』へ掲載された。
2019年のドラフト全体2位でグリズリーズから指名された男は、一昨季に平均17.8得点3.9リバウンド7.3アシストを残して新人王を獲得。
昨季は平均19.1得点4.0リバウンド7.4アシストを残し、グリズリーズを4年ぶりとなるプレーオフへと導く殊勲者に。ユタ・ジャズとのファーストラウンドを1勝4敗で落とし、姿を消したとはいえ、モラントはシリーズ平均30.2得点4.8リバウンド8.2アシストの大暴れを見せた。
グリズリーズで牙を剥く22歳は、キャリア3シーズン目となる今季のゴールとして「過去2シーズンよりもいい選手になることが第一だね。そしてオールスターになって、オールNBAチーム入りすることが今シーズンのゴールだ」と語り、今後のキャリアにおけるゴールとしてはこう語っていた。
「オールスターに複数回選ばれること。僕はMVPになりたいんだ。それにチャンピオンシップを勝ち取ることだね。僕は引退する時に、最も偉大な選手と評されるようになりたい」。
現在、NBAには数多くの有名なポイントガード(PG)たちがおり、なかでもステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ラッセル・ウェストブルック(ロサンゼルス・レイカーズ)、ジェームズ・ハーデン(ブルックリン・ネッツ)はレギュラーシーズンMVPを獲得した実績がある。
モラントは現役PGの中で自身を「トップ5だ」と位置づけしており、他の4選手についてはこう語っていた。
「ステフ。僕はクリス・ポール(フェニックス・サンズ)の大ファンなんだ。あとはデイム(デイミアン・リラード/ポートランド・トレイルブレイザーズ)、ウェストブルックだね。タフだよ。ポイントガードのポジションというのはすごく充実しているんだ」。
モラントが挙げた4選手のほかにも、トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)やルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)、ドリュー・ホリデー(ミルウォーキー・バックス)、マイク・コンリー(ジャズ)といった実力者たちがおり、PGのポジションは人材豊富。
そのなかで自身をトップ5に挙げたことからも、モラントが自らの実力に大きな自信を持っていることは明らか。今季は過去2シーズンを上回る活躍をし、オールスターとオールNBAチーム入りを飾ることができるのか、是非とも注目していただきたい。
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