2021.10.27

平均得点はモラントがカリー、KDを上回る/NBA開幕1週間経過時点のスタッツリーダーズ

平均35.0得点でリーグトップを走るモラント[写真]=Getty Images
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 10月20日(現地時間19日、日付は以下同)にNBAの2021-22レギュラーシーズンが開幕し、26日を終えて1週間が経過した。

 現時点で無敗のチームはシカゴ・ブルズ(4勝0敗)、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(3勝0敗)、ユタ・ジャズ(2勝0敗)の3チームのみで、デトロイト・ピストンズとオクラホマシティ・サンダーがそれぞれ3連敗と勝利できずにいる。

 ここでは、1週間経過時点における主要項目のスタッツリーダーたちを見ていきたい。
※チーム名は略称、%=パーセント

【2021-22シーズン スタッツリーダーズ

■平均得点
1.ジャ・モラント(グリズリーズ):35.0得点
2.ステフィン・カリー(ウォリアーズ):31.0得点
―.ケビン・デュラント(ネッツ):31.0得点
4.カール・アンソニー・タウンズ(ウルブズ):29.0得点
5.ジュリアス・ランドル(ニックス):28.7得点

■平均リバウンド
1.ルディ・ゴベア(ジャズ):20.5本
2.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ):16.0本
3.ヨナス・バランチュナス(ペリカンズ):15.0本
4.バム・アデバヨ(ヒート):14.0本
5.スティーブン・アダムズ(グリズリーズ):13.0本

驚異的なペースでリバウンドを奪い取るゴベア[写真]=Getty Images

■平均アシスト
1.クリス・ポール(サンズ):11.7本
2.トレイ・ヤング(ホークス):10.0本
3.ルカ・ドンチッチ(マブス):9.5本
4.リッキー・ルビオ(キャブズ):9.0本
5.フレッド・バンブリート(ラプターズ):8.8本

■平均スティール
1.ポール・ジョージ(クリッパーズ):4.0本
2.アレックス・カルーソ(ブルズ):3.3本
3.ジミー・バトラー(ヒート):3.0本
4.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ):2.7本
5.マイク・コンリー(ジャズ):2.5本

ブレイザーズ戦でキャリアハイの8スティールをマークしたジョージ[写真]=Getty Images

■平均ブロック
1.クリスタプス・ポルジンギス(マブス):3.0本
―.ロバート・ウィリアムズ3世(セルティックス):3.0本
3.アンソニー・デイビス(レイカーズ):2.7本
―.ジョエル・エンビード(シクサーズ):2.7本
5.マイルズ・ターナー(ペイサーズ):2.5本

■フィールドゴール成功率
1.ジャレット・アレン(キャブズ):83.8%
2.ミッチェル・ロビンソン(ニックス):80.0%
3.リショーン・ホームズ(キングス):76.0%
4.ジャベール・マギー(サンズ):72.2%
5.ロバート・ウィリアムズ3世(セルティックス):71.4%

■3ポイント成功率
1.セス・カリー(シクサーズ):76.5%
2.ゴーギー・ジェン(ホークス):75.0%
3.マイク・マスカーラ(サンダー):71.4%
4.カーメロ・アンソニー(レイカーズ):66.7%
―.アレックス・カルーソ(ブルズ):66.7%

正確無比な長距離砲が光るセス[写真]=Getty Images

モラント、ゴベア、ポール、ジョージらが各部門でトップに

 平均得点ではカリー、KDことデュラントという超一流の選手たちを超える高得点でモラントが首位。タウンズ、ランドルというビッグマン勢がトップ5に入っている点も興味深い。

 リバウンドではゴベア、ヨキッチ、バランチュナス、アダムズとウェスタン・カンファレンスに所属するチームのビッグマンたちが上位を独占。イースタン・カンファレンスでは唯一アデバヨがランクインしている。

 アシストではヤング、ドンチッチという若手を抑えて大ベテランのポールが首位。ルビオは4試合のうち2試合はベンチスタートながら、好数字をたたき出している。

 スティール部門では、26日のブレイザーズ戦でキャリアハイの8本をマークしたジョージがトップ。カルーソ、バトラー、コンリーが続くなか、昨季のMVPヨキッチがここでも上位に。

 そのほか、平均出場時間ではマルコム・ブログドン(40.8分)、ドマンタス・サボニス(40.5分)と、ペイサーズの主軸がトップ2に。アシストとターンオーバーの比率ではホーネッツのイシュ・スミスが10.5と驚異的な安定感を見せている。

スミスはここまで4試合の出場で21アシストに対してターンオーバーはわずか2本[写真]=Getty Images

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