2021.11.03
優勝候補の一角として今季を迎えたブルックリン・ネッツだが、3試合を終えて1勝2敗と負け越している。
ホーム開幕戦となった10月25日(現地時間24日、日付は以下同)のシャーロット・ホーネッツ戦では後半に37-61と圧倒され、95-111で黒星を喫してしまった。
この試合、ネッツはケビン・デュラントがゲームハイの38得点に5リバウンド3アシスト、ジェームズ・ハーデンが15得点7リバウンド8アシストを残すも、2ケタ得点はこの2人のみ。
デュラント、ハーデンと共にビッグ3を務めるカイリー・アービングが新型コロナウイルスのワクチン未接種によってチームに帯同できていないことから、ベストメンバーではないのは明らかだが、それでもこのチームには有能な選手たちがそろっているだけに、序盤に負け越すことは予想外と見ることもできる。
ホーネッツ戦後、デュラントは「試合中、俺は座って『まいったな。俺たち(の戦力)は十分じゃないな』と言うつもりはない。試合中にそんなことを考えたりはしない。確かに、カイリー・アービングにはここにいてほしい。彼はこのチームで大きな部分を占めているからね。でも今すぐに彼が戻ることはない。俺たちはそのことを理解しなきゃいけない」と口にするも、こう続けている。
「でも俺たちは誰一人として自信を失ってはいないし、カイリーが試合中に俺たちを助けに来てくれるだなんて思っちゃいない。俺たちはプレーしなきゃいけないんだ。ここにいる皆は自分たちがやっていることに自信を持っている。俺たちはプレーするだけ」。
すると2連戦となった26日のワシントン・ウィザーズ戦で、ネッツは第1クォーターに38-20と突き放し、最大25点差をつける一方的な展開で104-90の勝利。
📼 Team tape 📼 pic.twitter.com/Fguqj2Voyw
— Brooklyn Nets (@BrooklynNets) October 26, 2021
今季戦績を2勝2敗としたネッツは、デュラントがゲームハイの25得点に8リバウンド4アシスト、ハーデンが14得点6リバウンド9アシスト、ブルース・ブラウンが14得点、ジョー・ハリスが11得点をマーク。さらにベンチからパティ・ミルズが5本の3ポイント成功を含む21得点の活躍を見せた。
シーズンはまだ始まったばかり。ネッツはミルズやポール・ミルサップ、ジェームズ・ジョンソン、ディアンドレ・ベンブリー、ジェボン・カーターといった新加入選手も多いだけに、この時点で期待外れの烙印を押すのはあまりにも時期尚早と言えるだろう。
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