2021.09.30

NBAがインスタントリプレーを試験的にルール変更…チャレンジ制度を拡充

NBAがリプレイレビューやチャレンジに関するルールを変更[写真]=Getty Images
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 NBA理事会は30日(現地時間29日、日付は以下同)、インスタントリプレーのルールを試験的に変更すると発表した。

 今回のルール変更は、試合終盤の流れを改善するために導入。第4クォーターとオーバータイムの試合残り2分間は、審判主導によるアウトオブバウンズのバイオレーションに関するリプレイレビューを不可とした。

 これに合わせて、チャレンジ制度を拡充。以前は、試合残り2分の間にアウトオブバウンズに関するチャレンジができなかったが、試合を通じてレビューを求めることが可能になった。

 NBAは2019-20シーズンにチャレンジ制度を導入。各チーム1試合で1回権利を行使でき、自チームに対するパーソナルファウルやアウトオブバウンズ、ゴールテンディングなどに対して異議を唱えることができる。チャレンジを行使する場合はタイムアウトを請求し、ヘッドコーチが審判に対してチャレンジの意思を伝える必要がある。