2021.10.22
再発の地であるポートランド・トレイルブレイザーズを離れ、今シーズンロサンゼルス・レイカーズに加入したカーメロ・アンソニー。これまで10度のオールスター出場を経験し、通算得点数は歴代10位に浮上。キャリアでやり残したことはリングの獲得のみとなり、2021-22シーズンはフルスロットルで盟友レブロン・ジェームズとの”ラストダンス”に挑む。

カーメロは盟友レブロンとタッグを組み、“ラストダンス”に挑む[写真]=Getty Images
同番組において、稀代のスコアラーは司会から自身が選ぶ歴代ベストプレーヤー12名の選手を求められた。すると、少し嫌がりながらもアンソニーは以下のようにコメントしている。
「あぁ、俺の嫌いな質問だ。12選手だな? マジック・ジョンソン、コービー・ブライアント、俺、ケビン・ガーネット、アキーム・オラジュワンかな」
「俺は、CP(クリス・ポール)のファンなんだ。MJ(マイケル・ジョーダン)は、ゲーム以上の存在と思っている。あとは……ドウェイン・ウェイド、レブロン・ジェームズ、ケビン・デュラント、シャキール・オニール。あと2人か……まずはAI(アレン・アイバーソン)。大好きな選手だし、入れないわけにはいかないね。Dr.J(ジュリアス・アービング)も憧れだよ」
特に印象的だったのは、マイケル・ジョーダンをリストに入れることを拒んだことだろう。バスケットボールの神様であるジョーダンを「ゲーム以上の存在」というアンソニーの発言からは、これ以上にない尊敬の念が感じられる。

カーメロはMJを「ゲーム以上の存在」と表現し、リストへ入れなかった[写真]=Getty Images
アンソニーが引退後にバスケットボールの殿堂入りを果たすのは、ほぼ確実。今シーズンは盟友のバディとなり、その経歴に優勝を加えることができるだろうか。
文=Meiji
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