2021.10.29

ジョアキム・ノアがブルズのアンバサダーに就任「つながりを持ててうれしく思う」

ノアは2007年から2016年までブルズでプレーした[写真]=Getty Images
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 シカゴ・ブルズは29日(現地時間28日、日付は以下同)、ジョアキム・ノアがチームのアンバサダーに就任すると発表した。

 現在36歳のノアは、2007年ドラフトでブルズから1巡目全体9位指名を受け、NBA入り。初年度から31試合の先発を含む74試合の出場を果たして出場機会を確保すると、2010-11シーズンにはイースタン・カンファレンスファイナル進出へ貢献。2013-14シーズンはいずれもキャリアハイとなる平均12.6得点11.3リバウンド5.4アシストを記録し、オールNBAファーストチームへ選出された。

 2016年にブルズを離れ、ニューヨーク・ニックス、メンフィス・グリズリーズ、ロサンゼルス・クリッパーズを渡り歩いたノアは、今年3月に現役引退を表明していた。

 ノアは就任にあたり、クラブを通じてコメントを発表。「いつも愛し、尊敬してきたチームと街からほめたたえてもらえたことに恐縮しています。ブルズのユニフォームを着ている時、自分の原動力となってくれたのは間違いなくファンだった。私は皆さんを愛しているし、人生の新しい章において、ブルズやシカゴの街との継続的なつながりを確かにできるのをうれしく思う」と喜びをあらわにした。

 また、同チームのマイケル・ラインズドルフ社長は、「彼はバスケットボール選手以上の存在。シカゴの街に尽くしてきた素晴らしい歴史を持つ元選手に対して、これは自然な次のステップなんだ」とほめたたえた。

 なお、ノアはアンバサダーとしてチームと共同でシカゴの住民たちとの関係構築に取り組むという。