2021.10.28

苦戦を強いられるネッツ…完全復帰を目指すハーデンも「時間をかけなければ」

本来のパフォーマンスに程遠いハーデンは昨季のケガの影響もあるようだ[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 28日(現地時間27日)、ブルックリン・ネッツはホームでマイアミ・ヒートと対戦。試合前半までは互角の戦いだったが、第3クォーターに大きく差を開けられたネッツは93−106で敗れた。

「BIG3」の一角であるジェームズ・ハーデンはこの試合15得点7リバウンド7アシストに終わり、『ESPN』によると、まだスターターに定着していなかったオクラホマシティ・サンダー時代の2011−12シーズン以来、初めて3試合連続の15得点以下となったという。

 ハーデンは昨シーズンの後半にハムストリングスを痛め、プレーオフの出場が大きく制限された。そのケガから慎重に復帰を進めているという。「(オフの)3カ月間、すべてがリハビリだったんだ。だから、誰かと競いながらプレーするのは、これで5試合目。復帰を急ぎたいけど、時間をかけなければならない」

 カイリー・アービングのいない現状のネッツは苦戦を強いられており、現在2勝3敗と負け越している。スティーブ・ナッシュHCもアービングのいないラインナップについて試行錯誤を繰り返している。

 また『ESPN』によると、試合後に「より自信を持って、アグレッシブになっているだけだ。そして1試合ごとに良くなっている。30点台、40点台に戻りたいのはやまやまだけど、それは無理だね」と語ったハーデン。アービング不在のネッツにこの男の復調は不可欠だ。

ジェームズ・ハーデンの関連記事