2021.12.31
12月26日(現地時間25日、日付は以下同)に行なわれたフェニックス・サンズとのクリスマスゲームで、ゴールデンステイト・ウォリアーズは116-107で勝利し、今季戦績を27勝6敗としてリーグベストに返り咲いた。
今季リーグトップの戦績を争うサンズとの第3ラウンドは、ステフィン・カリーがゲームハイとなる33得点に4リバウンド6アシスト3スティールを残してウォリアーズをけん引。さらにオットー・ポーターJr.が19得点6リバウンド、ゲイリー・ペイトン2世が14得点8リバウンド、ジョナサン・クミンガが12得点、ネマニャ・ビエリツァが10得点、ドレイモンド・グリーンが8得点8リバウンド10アシスト3スティール3ブロックで勝利に貢献した。
チーム2位の平均18.7得点を誇るアンドリュー・ウィギンズ、同3位の17.9得点を残すジョーダン・プールがそれぞれ新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入りで欠場する中、ウォリアーズは昨季のウェスタン・カンファレンス覇者を撃破。
この試合で5本の3ポイントを沈めたカリーは、今季31試合をプレーして平均27.9得点5.3リバウンド5.9アシスト1.6スティールという好成績を残している。
今月中旬にレギュラーシーズンにおける通算3ポイント成功数で歴代トップに躍り出たカリーは、通算2999本と、前人未到の3000本成功まであと1本に迫っている。そしてサンズ戦を終えたカリーは、これで156試合連続で最低1本の3ポイントを成功。自身が保持する157試合連続成功というNBA史上最長記録にあと1試合まで肉薄。
翌27日。ウォリアーズはグリーンが同プロトコル入りしたことを発表しており、PCR検査で24時間以内に2度陰性反応が出ない限り、カリーの3ポイント成功を最もアシストしてきた最高の相棒を欠くことになる。
とはいえ、ウィギンズとプールが不在のままとなれば、カリーが積極果敢にショットを放っていくことは確実。29日と31日に行なわれるデンバー・ナゲッツとの連戦で、カリーは自身の保持する記録を塗り替えて、NBA史上最長記録を更新する可能性は十分あると言っていいだろう。
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