2022.01.16
12月29日(現地時間28日)、トロント・ラプターズはホームでフィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦。主力の一部が新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入りしていることで、本日も渡邊雄太がスターターに抜擢されている。
第1クォーターはお互いゆっくりとした滑り出し。ラプターズはこのクォーターで14得点を挙げたパスカル・シアカムを中心にインサイドを攻めていき、渡邊も3ポイントシュートを1本成功。24-27で最初の12分間を終えた。
続く第2クォーターもシュートの決め合いが続いていくが、中盤からシクサーズにリードを許す。しかし渡邊は積極的にドライブを仕掛け、ディフェンスでは相手のターンオーバーを誘う。終了間際、セス・カリーに3ポイントシュートを沈められ、48-55とラプターズが7点のビハインドで前半を終える。
後半も渡邊はコートからスタート。クリス・ブーシェイの3ポイントシュートをアシストすると、今度は自身が3点弾をヒット。残り2分で78-76と逆転に成功するが、終盤にシクサーズへ与えたフリースローがかさみ、81-85とラプターズは追う姿勢で最終クォーターへ。
第4クォーター序盤、ジョージ・ニアンに連続得点を許すと一時12点差まで離され、渡邊も中盤にはベンチへ戻る。ラプターズはシアカム、ブーシェイらが得点を重ね、試合時間残り1分で108-109まで差を縮めるが、最後はファウルゲームに持ち込まれて勝負あり。109-114でシクサーズに敗北となった。
敗れたラプターズは、ブーシェイが28得点19リバウンドとダブルダブル。シアカムも28得点6リバウンド8アシストをマークするが、シクサーズを討ち取るには至らなかった。渡邊は3ポイントシュート2本を含む10得点4リバウンド2アシストを記録している。
勝利したシクサーズは、ジョエル・エンビードが36得点11リバウンド4アシストとエースさながらの活躍。トバイアス・ハリスも19得点12リバウンド10アシストとトリプルダブルを達成し、敵地での白星に貢献した。
■試合結果
トロント・ラプターズ 109-114 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
TOR|24|24|33|28|=109
PHI|27|28|30|29|=114
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