2022.01.16

シアカムの活躍でラプターズがバックスを撃破…スタメンの渡邊は出場時間が伸びず

シアカムが大車輪の活躍/写真は11月8日(現地7日)のネッツ戦のもの[写真]=Getty Images
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 1月16日(現地時間15日)、NBAのレギュラーシーズンが行われ、トロント・ラプターズミルウォーキー・バックスと敵地で対戦した。

 渡邊雄太がスターターとして出場したこの試合、開始からバックスのグレイソン・アレンに次々とシュートを決められ、約4分間で2-16とラプターズが大きくリードを許す。それでも、その後に立て直したラプターズは、20-29と点差を詰めて第1クォーターを終えた。

 続く第2クォーター、パスカル・シアカムやフレッド・バンブリート、OG・アヌノビーら主力が活躍したラプターズがバックスを猛追する。終盤には一時同点に追いつく場面も見せ、46-49で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーターの序盤、シアカムの得点で逆転に成功すると、その後はなんとかラプターズがリードを保つ。前半は7得点にとどまっていたヤニス・アデトクンボに次々と得点されるも、ラプターズはクリス・ブーシェイが存在感を発揮し、73-69で最終クォーターへ。

 勝負の第4クォーター、何度も同点とされるが、ラプターズはリードを譲らない。終盤、この試合で30得点を挙げたアデトクンボが猛攻を仕掛けてくるも、シアカムが要所でしっかりと得点し、ラプターズが103-96で勝利を飾った。

 敵地で強豪を破ったラプターズは、シアカムが30得点10リバウンド10アシストとトリプルダブルの活躍。さらに、アヌノビーが24得点8リバウンド、バンブリートが17得点7アシスト3スティール、ブーシェイが15得点7リバウンド、プレシャス・アチウワが14得点10リバウンド3ブロックとバランス良く力を発揮した。

 渡邊はスターター起用ながら約5分間の出場にとどまり、シュートアテンプトも0本に終わった。

■試合結果
ミルウォーキー・バックス 96-103 トロント・ラプターズ
MIL|29|20|20|27|=96
TOR|20|26|27|30|=103

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