2021.12.29
12月19日(現地時間18日)、NBAのレギュラーシーズンが行われ、渡邊雄太が所属するトロント・ラプターズはゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦した。
ラプターズはパスカル・シアカム、ウォリアーズはステフィン・カリーを筆頭に、両チーム複数の選手が欠場となったこの試合、先手を取ったのホームのラプターズ。渡邊もベンチから出場し、31-18とラプターズがリードして第1クォーターを終えた。
第2クォーター序盤、フリースローで渡邊がこの試合での初得点を挙げる。ラプターズはフレッド・バンブリートとスコッティ・バーンズを中心に得点を伸ばし、63-42と大量リードで試合を折り返した。
21点リードで迎えた第3クォーターの終盤、渡邊はバーンズのアシストから3ポイントを沈めると、直後にもバンブリートのパスから長距離砲をヒット。さらに、終了間際にはフリースローで追加点を奪い、96-69とさらにラプターズがリードを広げた。
第4クォーター中盤には渡邊が豪快なプレーを見せる。大量リードを奪った状況でも運動量の落ちない渡邊は、相手ディフェンスの隙をつきインサイドに走り込むと、マラカイ・フリンの鋭いパスを受け、力強くランニングダンクを叩き込んだ。さらに、終盤にはドライブを仕掛け、ファウルを受けながらレイアップをねじ込む。
GET OUT OF @wacchi1013 WAY! pic.twitter.com/6pheJLXjEB
— Toronto Raptors (@Raptors) December 19, 2021
しかし、試合時間残り1分を切った場面で、渡邊は自身のパスをゲイリー・ペイトン2世にカットされてしまう。ペイトン2世がそのままダンクに行こうとしたところを、渡邊が立ちはだかり、自身のミスを帳消しにする見事なブロックを披露した。最後はリードを保ったラプターズが、119-100で勝利を飾った。
ラプターズはバンブリートが6本の3ポイントを含む27得点12アシスト7リバウンド3スティール、バーンズが21得点8リバウンド6アシスト、加えて4選手が2ケタ得点をマークした。
渡邊は約21分間のプレータイムを得ると、2本の3ポイントを含む12得点4リバウンド2スティール1ブロックを記録。この試合では豪快なダンクやブロックなど、記憶にも残るプレーを連発した。
■試合結果
トロント・ラプターズ 119-100 ゴールデンステイト・ウォリアーズ
TOR|31|32|33|23|=119
GSW|18|24|27|31|=100
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