2022.02.06
12月17日(現地時間16日)、八村塁の所属するワシントン・ウィザーズは、敵地でフェニックス・サンズと対戦。ブラッドリー・ビールが26得点とウィザーズをけん引するも、すべてのクォーターでサンズに上回られ、98-118で敗れた。
ウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチと選手たちが試合後に行った会見の模様を、クラブ公式Twitterが動画で伝えている。
アンセルドJr.HCは「言い訳にしか聞こえないが、連戦の2日目はキツい。昨日、現地入りした時間もかなり遅く、選手たちは疲れを見せていたが、それでもなんとか乗り切らないといけない」と敗戦を振り返り、NBAの日程の過酷さを明かした。
サンズの計8選手に2ケタ得点をマークされたウィザーズは、今シーズンワーストとなる4連敗を喫した。現在、24日(現地23日)のニューヨーク・ニックス戦まで、6試合の遠征に出ているウィザーズ。敵地での6連戦は、3連敗で折り返すこととなり、次戦はユタ・ジャズ、さらにその次はブルックリン・ネッツと強豪との対戦が控えている。
それでも、長いシーズンにおいて巻き返しのチャンスはあると話す指揮官は「このチームがシーズン序盤に強かったことを、選手たちに思い出させないといけない」と語った。
また、ベンチからの得点源として活躍するモントレズ・ハレルは「誰も我々に同情なんかしてくれない。このスランプから脱出しないと、このまま相手にやられたい放題だ」と厳しい表情でコメント。
さらに、ここまでの30試合すべてでスターターを務めているケンテイビアス・コルドウェル・ポープは「まずはディフェンスを改善しないといけない」とチームの現状を語り、「すごくもどかしいよ。選手たちは毎日、この壁を乗り越えられるように取り組んでいるが、どうしても結果が出ない」と苦しい心境を明かした。
シーズン開幕から10勝5敗と好調な滑り出しを見せたウィザーズだったが、その後は5勝10敗と対照的な成績となった。調子を落としてはいるが、なんとか15勝15敗と勝率5割をキープし、イースタン・カンファレンスの同率7位に位置している。シーズン序盤のように、再びチームの歯車が噛み合えば、上位の強豪チームたちに食らいつくことも可能なはずだ。
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