2022.02.26
2月6日(現地時間5日)、ワシントン・ウィザーズが試合後に行った会見の模様を、クラブ公式Twitterが動画で伝えた。
ホームのウィザーズはフェニックス・サンズに序盤からリードを奪われ、第3クォーター終了時には34点ものビハインドを背負う。大差がついたため両チームがベンチメンバーで戦った第4クォーターに点差を詰めたウィザーズだったが、最後は80-95で敗れた。
シーズンワーストの80得点にとどまったウィザーズは、モントレズ・ハレルが15得点7リバウンド、アーロン・ホリデーが11得点と2ケタ得点者もわずか2選手のみで大敗を喫した。
ベンチから出場し、強豪相手に奮闘したハレルは「バスケが仕事で高額の給料をもらっているのに、エナジー全開になれないのなら、おそらくこの仕事には向いていない。試合の途中からスイッチをオンにすることなんてできないんだ。序盤に様子を見ているようではダメだ」と厳しい表情でチームメートに苦言を呈した。
また、ケンテイビアス・コルドウェル・ポープは「我々はビハインドになると、本来のバスケができなくなる。一人ひとりが悪いショットばかりを打ち続け、お互いのためプレーをやらなくなってしまう」とチームの悪循環について明かした。
さらに、ポープは「みんなオフコートではよく喋るのに、オンコートでは無言になってしまう。とくにディフェンスでは、そのコミュニケーションがすごく大事なんだ」と改善点についても語った。
ウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチは「今日はしっかりディフェンスができても、タフショットを決められた」と試合を振り返りつつも、「それでも、選手たちはモチベーションを下げず、諦めずに根気強くやるべきことをやり続けて、良い結果がついてくると信じてプレーし続けないといけない」と檄を飛ばした。
敵地でフィラデルフィア・セブンティシクサーズを破り、6連敗から脱出したウィザーズは、現在ホーム5連戦を戦っている。初戦のサンズには大敗したが、ファンの声援を後押しに、エナジー全開で勝ち星を積み重ねたいところだ。
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