2022.01.10

NBA3シーズン目をスタートさせた八村塁「みんなとプレーできて本当に良かった」

復帰を果たした八村/写真は昨シーズンのプレーオフ、シクサーズ戦のもの[写真]=Getty Images
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 1月10日(現地時間9日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズはオーランド・マジックと敵地で対戦し、102-100で勝利を飾った。

 この試合で今シーズンのデビューを飾った八村塁はベンチから14分9秒出場し、力強いダンク2本を含む6得点3リバウンド1アシストをマークした。

 八村が試合後に行った会見の模様を、クラブ公式Twitterが動画で伝えている。

 敵地での復帰戦について八村は、「チームはけっこうキツい状態ですが、アウェーで勝利をつかめて良かったです。ずっとチームで練習していて、早くコートに戻りたいなと思っていたので、今日こうやってみんなとプレーできて本当に良かったです」と素直な心境を語った。

 復帰の経緯について「昨日もチームで3対3をして、気持ち的にも準備ができていたので、今日プレーすることを決めました」と明かした八村は、今シーズン初の実戦で豪快なダンクを決めるなど、ペイント内で存在感を示した。

 その自身のプレーについては「チームとしても5番ポジションが少ないので、その中で僕も活躍できたんじゃないかなと思います」と語り、モントレズ・ハレルトーマス・ブライアントなど、ビックマンが欠場中のウィザーズにとって、八村の復帰は大きな意味を持つ。

 新たなチームメートとのケミストリーや、ウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチのシステムへの慣れなどが、八村の懸念材料として挙げられていたが、「ずっとチームで練習もしてきましたし、ウィザーズの試合も見てイメージしながらやってきていたので、その通りにできたんじゃないかなと」と語り、八村は自身のイメージ通りプレーすることができたようだ。

「僕は遅れて(今シーズンを)スタートしたんですけど、こうやってバスケができることにすごく感謝しています。まずはリズムを戻せるように、しっかりとチームにも慣れながらやっていきたいです」

 NBAのレギュラーシーズンはちょうど折り返しを迎える時期となった。ウィザーズにとってはアップダウンの激しい前半戦となったが、ここから八村がどれだけチームを助けられるか、後半戦も目が離せない。

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