2022.01.13

ケガから復帰したウィザーズのブライアント「コートに入った瞬間は笑みが止まらなかった」

約1年ぶりにコートへ立ったブライアント[写真]=Getty Images
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 1月13日(現地時間12日、日付は以下同)。ワシントン・ウィザーズは12日のオクラホマシティ・サンダー戦に続いてオーランド・マジック戦に臨み、最大20点差をつけるなど112-106で完勝して3連勝とした。

 この試合ではカイル・クーズマが19得点10リバウンド9アシスト、スペンサー・ディンウィディーが17得点4アシスト、モントレズ・ハレルが16得点8リバウンド、ハウル・ネトが15得点、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープが12得点10リバウンド4アシスト、コーリー・キスパートが11得点、今季3試合目となった八村塁が12分27秒のプレータイムで3得点1リバウンドを奪取。

 そしてこの日、トーマス・ブライアントが昨年1月10日のマイアミ・ヒート戦で左膝前十字靭帯を部分断裂してから約1年ぶりに復帰。11分30秒コートに立ち、右コーナースリーとフックショットを決めて計6得点に1リバウンド1アシストを残した。

「戻ってきて、仲間と一緒にプレーできて最高さ。コートに入った瞬間は、もう笑みが止まらなかった。でもこれは本番だから、笑わないように意識したんだ(笑) でも離脱していた期間が長かったから、我慢できなかったよ」。

 今季初出場となったマジック戦をそう振り返ったブライアント。この男が復帰したことで、ウィザーズはダニエル・ギャフォード、ハレル、ブライアントという先発級ビッグマンを3人も有することとなった。

 長いリハビリを経て、ようやくコートに立つことができた24歳のビッグマンは「(離脱中に)一番難しかったのは我慢することだった。早くコートに立ちたくて仕方なかった。(リハビリの最終段階で)状態が良いとすぐプレーしたくなるものさ。でも(リハビリを)やり通さないといけないから、我慢する必要があった」と明かし、バスケットボールへの愛も増したという。

「自分が愛していることからこれだけ離れると、バスケットボールに対する愛を改めて発見できる。だから僕にとってバスケットボールが今まで以上に大切なものになった」。

 ウィザーズはブラッドリー・ビールが新型コロナウイルスの安全衛生プロトコルから戻ってくれば、ようやく今季のフルメンバーがそろうこととなる。

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