2022.02.04
1月27日(現地時間26日、日付は以下同)に行なわれたユタ・ジャズ戦を105-97で制したことで、フェニックス・サンズは8連勝を飾った。
今季戦績を38勝9敗としたサンズは、47試合を終えた時点でフランチャイズ史上ベストの戦績を残し、リーグトップの座を堅持。勝率5割以上のチーム相手に19勝7敗、勝率5割を下回るチーム相手にも19勝2敗と大きく勝ち越しており、試合時間残り5分で5点差以内というクラッチゲームでも17勝3敗と、いずれもリーグベストの戦績を残している。
ジャズ戦ではジェイ・クラウダー(手首)、ディアンドレ・エイトン(足首)という2人のスターターを欠いたものの、代わりに先発入りしたキャメロン・ジョンソンが8得点7リバウンド、今季初先発となったビスマック・ビオンボが12得点6リバウンド3ブロックを残して見事にカバー。
さらにエースのデビン・ブッカーがいずれもゲームハイとなる43得点12リバウンド、クリス・ポールが21得点5アシストをマーク。ブッカーはフランチャイズ史上最多となる16度目の40得点超えを果たし、ポールは第4クォーターだけで15得点の集中砲火で勝利を引き寄せた。
25歳ながらサンズ史上最高級のスコアラーとなったブッカーは「こうした記録は決して当たり前のことだとは思っていない」と謙虚に受け止め、チームの現状についてもこう話していた。
「今は快適だ。でもまた学んでいく波がやってくる。試行錯誤していることもたくさんあるんだ。だけど、自分たちが見据えていた位置には十分なほど達している」。
今年のオールスターのスターター枠に、リーグベストの戦績を残すサンズ、イースタン・カンファレンス首位(31勝17敗)を誇るマイアミ・ヒートから選ばれた選手は皆無だったものの、ヘッドコーチ投票によってブッカーとポールがリザーブ枠として選ばれることはほぼ間違いないだろう。
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