2022.02.04

グリズリーズで主力を務める2季目の若手デズモンド・ベインが残した“珍記録”とは?

史上稀に見る“珍記録”を残したベイン[写真]=Getty Images
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 NBAキャリア2シーズン目の今季、デズモンド・ベインメンフィス・グリズリーズで重要な選手として活躍している。

 2020年のドラフト1巡目最下位(30位)指名ながら、196センチ97キロのウィングはここまで50試合に出場して平均30.2分18.0得点4.4リバウンド2.4アシスト1.1スティールに3ポイント成功率41.8パーセント(平均2.9本成功)という好成績をマーク。2月4日(現地時間3日、日付は以下同)を終えた時点で、リーグ3位の36勝18敗を誇るグリズリーズで、23歳の若手は平均出場時間で2位、得点で3位、3ポイントでは成功率と平均成功数でトップとなっている。

 先日発表された「CLOROXライジングスターズ」のロースターにも名を連ねており、MIP(最優秀躍進選手賞)の有力候補にも入っていると言っていい。

 ただ、現地時間2022年2月2日に行なわれたニューヨーク・ニックス戦は、グリズリーズの22番にとって“2”が数多く絡んだ珍記録を残すこととなった。

 というのも、ベインは33分53秒プレーして13得点7リバウンドをあげたものの、フィールドゴール成功率22.2パーセント(4/18)に2アシスト2スティール2ブロック2ターンオーバー2ファウル。

 幸い、チームは120-108で勝利して直近7戦で5勝2敗と好調をキープしているものの、試合後に『SportsCenter』のツイートでこのことを知ったベイン自身も「何だよそれ」と絵文字をつけてリアクションを見せていた。

 2022年の2月2日に、22番が勝利を目指してプレーした結果、これほど“2”にまつわるスタッツを残したことは史上稀に見る珍事と言っていいだろう。