2022.03.17
2月16日(現地時間15日、日付は以下同)。ボストン・セルティックスは敵地ウェルズファーゴ・センターでフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦に臨み、135-87で快勝を収めた。
イースタン・カンファレンス上位のシクサーズを相手に、最大51点差をつけたセルティックスでは、ジェイレン・ブラウンが29得点8リバウンド、ジェイソン・テイタムが28得点12リバウンド6アシストと両輪が躍動。
さらにアーロン・ネスミスが18得点2ブロック、グラント・ウィリアムズが12得点、デリック・ホワイトが11得点をマーク。この日はロバート・ウィリアムズ3世が右ふくらはぎの張りで欠場。マーカス・スマートが第2クォーター途中に右足首を痛めて途中退場したものの、テイタムは「僕らは全体的にいいプレーができている。ユニットとして良くなっている」と自信を見せる。
それもそのはず。セルティックスは現在リーグ最長となる9連勝中で、イースト6位の34勝25敗となり、プレーオフ出場圏内へと浮上している。
そして恐ろしいことに、このチームは7日のオーランド・マジック戦で33点差(116-83)、9日のブルックリン・ネッツ戦を35点差(126-91)で下しており、16日にもシクサーズを48点差(135-87)で倒したことで、アウェイゲームながら3戦連続で30点差以上の大差をつけて快勝というNBA史上初の快挙を達成。
シクサーズ戦ではチーム全体でフィールドゴール成功率56.1パーセント(46/82)、3ポイント成功率55.6パーセント(25/45)とショットが大当たりで、相手をフィールドゴール成功率28.7パーセント(23/80)、3ポイント成功率25.0パーセント(8/32)に抑え込んでおり、セルティックスは今まさに攻防両面でかみ合っている。
一時はイースト下位に沈んでいた名門チームが、イースト首位タイのマイアミ・ヒートとシカゴ・ブルズ(ともに37勝21敗)まで3.5ゲーム差まで迫っている。
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