2022.02.20

新フォーマットとなったスキルズチャレンジ…地元出場の「チーム・キャブズ」が優勝!

地元ファンの前で見事な活躍を見せた3人[写真]=Getty Images
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 2月20日(現地時間19日)、NBAではオールスターウィークエンドがクリーブランドで開催。オールスター・サタデーナイトで行われたスキルズチャレンジでは、地元クリーブランド・キャバリアーズから出場した「チーム・キャブズ」が優勝を果たした。

 新フォーマットとなった今年のスキルズチャレンジでは、シュート、パス、ドリブルのスキルを競う3ラウンドを行い、ハーフコートからシュートを狙う最終ラウンドへ進出する上位2チームを決めた。

 出場したのは、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)を筆頭に、サナシス(バックス)、アレックス(ラプターズ905)の3兄弟による「チーム・アデトクンボ」と、ケイド・カニングハム(デトロイト・ピストンズ)、スコッティ・バーンズ(トロント・ラプターズ)、ジョシュ・ギディー(オクラホマシティ・サンダー)と2021年のドラフト組から成る「チーム・ルーキー」、そしてキャバリアーズに所属するジャレット・アレンダリアス・ガーランドエバン・モーブリーによる「チーム・キャブズ」の3チーム。

 第1ラウンドでは、各チーム3選手がそれぞれポイントが異なる5つのスポットから自由にシュートを放ち、制限時間内での合計ポイントを競った。このチャレンジではガーランドが次々と長距離砲を沈めて存在感を発揮。「チーム・キャブズ」が見事にラウンドを制し、100ポイントを獲得した。

 第2ラウンドではパスのスキルを競うことに。3選手が入れ替わりながら3つのターゲットにパスを通すチャンレンジだが、このラウンドではヤニスが躍動し、「チーム・アデトクンボ」が100ポイントを獲得した。

 第3ラウンドは例年のスキルズチャレンジに最も近い競技となった。パス、ドリブル、シュートのスキルが求められるコースを3選手がリレーして、そのタイムを競う。各ラウンドでトップバッターを務めてきた「チーム・ルーキー」が1分18秒でゴールすると、残る2チームはこの時間内にフィニッシュできず、ラウンド制覇により200ポイントを獲得した「チーム・ルーキー」が最終ラウンドへ進出。

 また、「チーム・アデトクンボ」と「チーム・キャブズ」が100ポイントずつで並んだため、それぞれの代表がトップの位置からの3ポイントシュートチャレンジに挑んだ。サナシスが1投目を落とすと、続くガーランドはきっちりと沈め、「チーム・キャブズ」が最終ラウンドへ進出する2チーム目となる。

 最終ラウンドでは、3選手がそれぞれハーフコートからシュートし、最初に成功させたタイムを競った。先攻となった「チーム・ルーキー」は、カニングハムがわずか9.9秒でこれを決めて、優勝を果たしたかに見えた。しかし、「チーム・キャブズ」はモーブリーが1投目で見事にハーフコートショットを成功させ、劇的な展開で地元チームがスキルズチャレンジ優勝を果たした。

 明日21日(現地20日)には、ついにメインイベントとなるオールスターゲームが開催される。

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