左手中指骨折のジャレット・アレン、プレーオフ開幕前に戦列復帰か

左手中指骨折のため離脱しているアレン［写真］=Getty Images

　3月上旬に左手中指を骨折し、チームから離脱したジャレット・アレン（クリーブランド・キャバリアーズ）が、プレーオフ開幕前に復帰する可能性があるようだ。『The Athletic』が報じている。

　現在23歳の同選手は、208センチ110キロのビッグマン。2017年のNBAドラフトにおいてブルックリン・ネッツから1巡目全体22位指名を受けて入団し、2021年にジェームズ・ハーデンが絡んだ大型トレードでキャバリアーズへ移籍した。

　今シーズンは56試合の出場で平均16.1得点10.8リバウンドとともにキャリアハイとなる数字を残すとともに、自身初となるオールスター出場を果たしていたが、3月7日（現地時間6日、日付は以下同）のトロント・ラプターズ戦で負傷。左手中指骨折のため無期限で離脱すると発表されていた。

　同記者によると、アレンは長期離脱を避けるために手術を実施せず保存療法を進めてきたといい、3月中にも復帰する可能性があるとのこと。現在41勝31敗でイースタン・カンファレンス6位のキャバリアーズは、2017－18シーズン以来となるプレーオフ進出を狙っているが、インサイドの大黒柱が復帰するとなれば心強いはずだ。