2022.04.18
3月25日(現地時間24日、日付は以下同)。ニューヨーク市のエリック・アダムズ市長が新型コロナウイルスのワクチン未接種のアスリートがホームゲームでもプレーできることを許可した。
この緩和によって最も恩恵を受けるのは、ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングだろう。今年1月6日のインディアナ・ペイサーズ戦で今季初出場を飾るも、ワクチン未接種のためニューヨークを本拠地に置くネッツのバークレイズ・センター、ニューヨーク・ニックスの本拠地マディソン・スクエア・ガーデンでプレーできず、一部を除くアウェイゲームのみの出場にとどまっていたからだ。
カイリーは遠征では2連戦であろうと出場していたものの、ホームゲームではプレーできず、パートタイムだった。それでも、ここまで20試合に出場して平均28.5得点4.6リバウンド5.5アシスト1.4スティールを記録。
さらにフィールドゴール成功率49.4パーセント、3ポイント成功率43.8パーセント、フリースロー成功率90.8パーセントと、ショットの精度もすばらしく、3月に入って40得点以上を3度、そのうち16日のオーランド・マジック戦ではキャリアハイの60得点という超絶パフォーマンスも披露してきた。
チームメートのKDことケビン・デュラントは24日に「待ち遠しいね。彼がホームゲームでプレーすることで、ブルックリン・ネッツとニューヨークのファンにはエキサイティングな時間になる。俺たちのチームにとっても大きく、彼が戻ってくることができてハッピーさ。(レギュラー)シーズンを良い形で終えられることが楽しみだ」とコメント。
ネッツは残り9試合のうち、6試合がホームゲームだけに、デュラントとカイリーという現役屈指の得点力を誇る2選手を起用できることは間違いなく大きい。
イースタン・カンファレンス8位のネッツ(38勝35敗)は、7位のトロント・ラプターズ(41勝32敗)を3.0ゲーム差で追っており、9位のシャーロット・ホーネッツ(37勝36敗)とは1.0ゲーム差。
もしこのままの順位でプレーイン・トーナメントを迎えると、第7シードをかけたラプターズとのプレーイン・ゲームはトロントで開催されるためカイリーは出場不可。そこで敗れた場合は9位と10位による一発勝負の勝者と、第8シードの座をかけて激突するため、カイリーという爆発力も備えた実力者が出場できることは非常に重要だ。
「カイリーはこのような(一部の試合しかプレーできない)状況でもすごく高いメンタリティを持っている。それに同じアプローチで臨めている。彼はこの日がやってくるとわかっていたのさ。本当に辛抱強かった。俺たちは今、前へと進むことができるんだ」とデュラント。
ネッツのプレーオフ進出は現時点で決まっておらず、プレーイン・トーナメントで敗退する可能性もゼロではない。だがカイリーのホームゲーム出場が決まったことは、チームとしてさらに結束するきっかけとなる可能性は十分あるだろう。
楽天モバイルなら
追加料金0円でNBAが楽しめる!【PR】
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約すると、通常4,500円(税込)の「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」で何と追加料金0円でNBAを楽しめます。
携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。最安料金は1,000円(税込)以下! 世界トップのバスケをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。
八村塁の活躍を見逃すな!
世界最高峰のNBAを観るなら
WOWOWオンデマンドで【PR】
「WOWOWオンデマンド」とは、テレビやBS視聴環境がなくてもWOWOWのコンテンツを月額2,530円(税込)で楽しめるサービスです。
2022.04.18
2022.04.15
2022.03.28
2022.03.25
2022.03.19
2022.03.17