2022.03.25

直近4試合で平均43.8得点を誇るネッツのカイリー・アービングがホームゲーム出場可能に

新型コロナのワクチン未接種のカイリーがホームゲーム出場へ[写真]=Getty Images
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 3月25日(現地時間24日、日付は以下同)。ニューヨーク市のエリック・アダムズ市長は、新型コロナウイルスのワクチン未接種のアスリートがホームゲームでプレーすることを許可すると発表した。

 これによって、ニューヨーク州を本拠地に置くNBAブルックリン・ネッツとニューヨーク・ニックス、MLB(メジャーリーグ/野球)のニューヨーク・ヤンキースとニューヨーク・メッツに所属する選手で、ワクチン未接種の選手がホームゲームにも出場できることとなる。

 つまり、今回のアダムズ市長の発表によって、ネッツのカイリー・アービングがホームのバークレイズ・センター、ニックスのホームであるマディソン・スクエア・ガーデンでもプレー可能となる。

 今季のカイリーはここまで20試合に出場して平均28.5得点4.6リバウンド5.5アシスト1.4スティールにフィールドゴール成功率49.4パーセント、3ポイント成功率43.8パーセント、フリースロー成功率90.8パーセントという好成績を残すも、ワクチン未接種のため一部を除くアウェイゲームのみの出場にとどまっていた。

 ここ8戦で6勝2敗と好調を維持するネッツは現在、38勝35敗でイースタン・カンファレンス8位。左膝のケガから復帰後、平均31.2得点7.0リバウンド7.4アシストを残すケビン・デュラントに、ここ4試合で平均43.8得点を記録するカイリーがホームでもプレーできれば、ネッツとしては頼もしいこと間違いなし。

 ネッツは27日にマイアミ・ヒートとのアウェイゲームがあり、28日のシャーロット・ホーネッツ戦を皮切りにホーム3連戦が組まれており、カイリーがいずれの試合も出場可能となる。

 イーストは依然として団子レースとなっており、1位のヒート(47勝26敗)から4位のボストン・セルティックス(46勝28敗)まで1.5ゲーム差、8位のネッツは7位のトロント・ラプターズ(40勝32敗)を2.5ゲーム差で追っており、9位のホーネッツ(37勝36敗)とは1.0ゲーム差と、1試合の勝敗がレギュラーシーズン最終順位を大きく左右することとなるだけに、なるべく多くの白星をつかみたいところだ。

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