2022.03.28

エースを欠いてなお好調のグリズリーズ…バン・ガンディは「クレイジーになってきた」

グリズリーズの快進撃に反応したバン・ガンディ[写真]=Getty Images
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 ジャ・モラントがヒザを痛めて欠場しているなか、3月27日(現地時間26日)には昨シーズンの王者ミルウォーキー・バックスに25点差をつけ快勝したメンフィス・グリズリーズ。エースが不在という状況で見せたこの勝利には、SNSで多くの反応が寄せられた。

 昨シーズンはニューオーリンズ・ペリカンズで指揮官を務めたスタン・バン・ガンディもその一人。今シーズン、グリズリーズはモラントが欠場した試合で17勝2敗という数字を残しているが、ディフェンディングチャンピオンの撃破には驚きを隠せなかったようだ。自身のTwitterで「クレイジーになってきた」とコメントしている。

「OK。クレイジーになってきた。メンフィスはモラント抜きでミルウォーキーに25点差をつけて勝った。もちろん、ヤニス・アデトクンボクリス・ミドルトンの両名がプレーしていたにもかかわらずね。グリズリーズはNBAで最高の選手の1人を欠いているゲームで17勝2敗だ。こんなものは見たことがない」

 今シーズンのグリズリーズはフィールドゴール成功率43.5パーセントでリーグ2位、1試合平均49.5リバウンドでリーグ1位を記録している一方で、3ポイントシュートの成功率、試投数はリーグ下位に位置。ディフェンス・レーティングはウエスタン・カンファレンス首位のフェニックス・サンズに次いで全体2位につけている。

 堅実な攻守と層の厚さを特徴とするグリズリーズにとって、エースの欠場が大幅な戦力ダウンにはつながらない、といったところだろうか。モラントの復帰時期はいまだに不透明だが、頼れる仲間たちの存在もあり、焦らずコートに戻る準備ができそうだ。

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