2022.03.30

レブロンとAD不在でマブスに大敗したレイカーズ…ウェスト11位でプレーイン圏外に

ウェストブルックが25得点を残すもレイカーズはマブスに大敗[写真]=Getty Images
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 3月30日(現地時間29日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズはダラス・マーベリックス戦に挑むも、前半だけで82失点も喫してしまい、一度もリードを奪えずに110-128で敗れて3連敗となった。

 レイカーズはレブロン・ジェームズ(左足首捻挫)、ADことアンソニー・デイビス(右足捻挫)と両輪が欠場を余儀なくされるなか、マリーク・モンクが6本の3ポイント成功を含む28得点、ラッセル・ウェストブルックが25得点8リバウンド6アシスト、スタンリー・ジョンソンが16得点5リバウンド、テイレン・ホートン・タッカーが12得点を残すも、最大37点差をつけられる展開に。

 この敗戦により、レイカーズは31勝44敗となってサンアントニオ・スパーズと戦績が並び、ウェスタン・カンファレンス11位と、プレーイン・トーナメント進出圏外へ転落。今季レイカーズとスパーズは直接対決で2勝2敗。レイカーズはパシフィック・ディビジョンで、スパーズはサウスウェスト・ディビジョンのため、タイブレイクでは同カンファレンスに所属するチームとの対戦成績が決め手となり、スパーズ(21勝24敗)がレイカーズ(16勝29敗)を上回るため、ウェスト10位へと順位を上げた。

 9位のニューオーリンズ・ペリカンズ(32勝43敗)と11位のレイカーズは1.0ゲーム差のため、レギュラーシーズン残り試合の勝敗数によって順位が変動する可能性はあるものの、レイカーズとしては形勢不利になったことは否定できない。

 フランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)は試合後に「我々は自分たちのプレーを遂行しきれず、(勝利するために)必要とされるタフネス、IQ、インテリジェンス、集中力、闘争心を持ち込めなかった。だからこの敗戦は受け入れられないし、全体的に見てひどいパフォーマンスだった。コーチ陣と選手たちの全員だ」とコメント。

 オールスターブレイク後、レイカーズは4勝13敗と黒星先行に陥っている。試合後の会見で、ウェストブルックはプレーインのスポットへ舞い戻るためには何が必要かと聞かれて「何もない。ないね」と切り返していた。その後も記者から「何を変えるべきですか?」と聞かれて“勝利すること”と促されるも「そりゃいいね。勝利することが答えなのか?」と返答。その後しばらくしてロッカールームへ戻る前に「俺たちは冷静だ。全員で(今の)成績を確認しなきゃな」と発していた。

 レギュラーシーズンは残り7試合。ペリカンズとは直接対決を1試合残して0勝2敗、スパーズとはカンファレンス内における勝敗数で不利のため、レイカーズはこの2チームと同じ成績で82試合を終えればプレーイン・トーナメントから脱落することとなるだけに、是が非でも勝利を手にしなければならない。

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