2022.12.14
3月28日(現地時間27日、日付は以下同)。ニューオーリンズ・ペリカンズがホームのスムージーキング・センターでロサンゼルス・レイカーズ戦に臨んだ。
27日を終えた時点でペリカンズは31勝43敗でウェスタン・カンファレンス10位、レイカーズが31勝42敗で9位と、両チームはプレーイン・トーナメント進出スポットを争っている真っ只中。2月28日の初戦はペリカンズが123-95で勝利を収めていた。
この日はレイカーズが前半にリードを広げていき、第2クォーター終盤に一時は23点差をつけていた。だがホームのペリカンズがそこからはい上がり、最終スコア116-108でレイカーズを撃破。
今季のレイカーズ戦を2勝0敗としたペリカンズでは、ブランドン・イングラムが26得点7リバウンド5アシスト、トレイ・マーフィー3世が21得点、ヨナス・バランチュナスが19得点12リバウンド、CJ・マッカラムが18得点6アシスト、ハーバート・ジョーンズが16得点6スティールで勝利に貢献した。
ペリカンズはここ10戦で4勝6敗と負け越していたのだが、エースのイングラムがハムストリングの張りでいずれも欠場していた。プレーイン参戦をかけてしのぎを削るなか、古巣との試合に復帰して勝利を手にしたイングラムはこう話していた。
「僕は3週間も欠場していた。そこで復帰して(チームメートという)兄弟たちと勝利を味わえたんだからスペシャルな気分。(大量ビハインドから逆転勝利したことで)僕らは互いを信頼していることを見せつけたんだ。勝利するというのはメンタル面で良い兆候だからね。今夜の僕らはまさにそれだったのさ」。
さらにイングラムは「レブロン(ジェームズ)が思いどおりのプレーをしていた時、僕らは試練に直面していた。でも皆が落ち着きを保っていた。僕らは(自分たちのプレーを)遂行したのさ。ディフェンスでも、チームの皆が勝負所でビッグプレーを決めてくれたんだ」とチームとしての勝利であることを強調。
この勝利によって、ペリカンズは今季レイカーズ戦で勝ち越しを確定。レギュラーシーズン終了時点で勝率が並んだとしても、タイブレイクで上位に入ることができるため、プレーインという一発勝負に向けて優位に立ったと言っていい。
キャリア初のプレーオフ進出を目指すイングラムにとっても、この試合は大きな勝利となったに違いない。
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