2022.02.17

右足骨折から復帰時期未定のザイオン・ウィリアムソン…必要なのは2度目の手術?

今季開幕から欠場が続くザイオン(左)[写真]=Getty Images
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 キャリア2シーズン目となった昨季、ニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンは61試合に出場し、平均33.2分27.0得点7.2リバウンド3.7アシストにフィールドゴール成功率61.1パーセントという好成績を残した。

 2019年のドラフト全体1位指名の巨漢(公称198センチ128キロ)は、昨季オールスター初選出を飾り、平均得点とフィールドゴール成功率でリーグ8位に入るなど、存在感を示した。

 ところが、オフシーズンに右足を骨折し、トレーニングキャンプに出遅れると、プレシーズンゲームにも出場できず、レギュラーシーズン開幕から約4か月が経過した現在も欠場を続けている。

 昨年12月に練習へ復帰するという報道もあったのだが、右足の痛みを訴えたこともあってプランは変更。同月にロサンゼルスへ向かい、回復を促すため患部に注射を打ったのだが、依然として復帰時期は明らかになっていない。

 すると2月16日(現地時間15日、日付は以下同)に地元メディア『The Times Picayune』のクリスチャン・クラーク記者は、情報筋から得たものとして、現時点では手術するかどうかは決まっていないものの、ザイオンは2度目の手術が必要なのかもしれないと報道。21歳のザイオンはキャリアをとおして体重過多で、このことが復帰までのプロセスを複雑にしているとも報じていることから、今季中に復帰できるのかも現時点では微妙と言わざるをえない。

 ペリカンズは16日終了時点でウェスタン・カンファレンス11位の23勝35敗。ブランドン・イングラムに加えて、先日ポートランド・トレイルブレイザーズからトレードで加入したCJ・マッカラムが4試合で平均26.0得点7.0リバウンド5.5アシスト1.3スティールを残すも1勝3敗と負け越しており、プレーイン・トーナメント進出に向けて苦戦している。

 今後ザイオンが出場できるのであれば期待は高まるが、過度な期待はできないというのが現状となっている。

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