2022.08.08
4月16日(現地時間15日)、NBAプレーオフ2022の第8シードの座をかけたプレーイントーナメントが行われ、ウェスタン・カンファレンス9位のニューオーリンズ・ペリカンズは、同8位のロサンゼルス・クリッパーズと対戦した。
この試合ではティップオフから両軍ともに積極的に攻撃を仕掛け、序盤は得点を奪い合う展開に。それでも、CJ・マッカラムやブランドン・イングラムが連続でスコアしてリードを獲得すると、チームメートもその流れに乗ってアタックし、30-22と優位に立って第1クォーターを終えた。
続く第2クォーターでは、ラリー・ナンスJr.がゴール下で体を張って得点し、点差を2ケタに。さらにマッカラムやイングラムも要所でシュートを沈め、クリッパーズを寄せつけず、2ケタのリードを維持。56-46でハーフタイムに突入した。
10点差で迎えた後半だったが、立ち上がりにクリッパーズにランを出され、主導権を奪われることに。第3クォーター残り9分には、ついに逆転されてしまったペリカンズだが、トレイ・マーフィー三世の3ポイントシュートなどでなんとか粘りを見せる。苦しい時間帯となったが、74-84で最終クォーターへ。
2ケタのビハインドを背負った第4クォーターでは、ペリカンズはマッカラムを中心に攻撃を組み立て、一転して攻勢に。しかし、それでもなかなか逆転とはならなかったが、残り4分にはナンスJr.のダンクで念願の逆転に成功。さらに、ペリカンズはマーフィー三世の長距離砲などでリードを広げ、再逆転を目論むクリッパーズから逃げ切りタイムアップ。105-101でプレーオフ進出を決めた。
ペリカンズはイングラムが30得点、マッカラムが19得点と両エースが躍動。また、控えのナンスJr.とマーフィー三世がそれぞれ14得点を挙げ、チームのプレーオフ進出に大きく貢献した。クリッパーズはレジー・ジャクソンとマーカス・モリスが揃って27得点をマークするなど健闘したが、終盤のペリカンズの勢いを止めることはできなかった。
■試合結果
ロサンゼルス・クリッパーズ 101-105 ニューオーリンズ・ペリカンズ
LAC|22|24|38|17|=101
NOP|30|26|18|31|=105
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