2022.04.16

ホークスが劣勢はねのけプレーオフ進出!…主砲ヤングが38得点/プレーイン

38得点を挙げ、第8シード獲得に大きく貢献したヤング[写真]=Getty Images
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 4月16日(現地時間15日)、NBAプレーオフ2022の第8シードをかけたプレーイントーナメントが行われ、イースタン・カンファレンス9位のアトランタ・ホークスが同8位のクリーブランド・キャバリアーズと対戦した。

 先制点をキャブスのエバン・モーブリーに奪われ、後手を踏むこととなったホークスは、攻防両面で歯車がうまく噛み合わず、点差をつけられてしまう。ホークスはトレイ・ヤングにボールを託し、なんとか個人技でスコアし踏みとどまろうとするも、25-36と2ケタのビハインドを背負って第1クォーターを終えた。

 第2クォーターではボグダン・ボグダノビッチがアウトサイドからシュートを沈め、少しずつ点差を縮めていくが、ラウリ・マルカネンの3ポイントシュートを止められず、追いつくことは叶わない。ヤングやクリント・カペラもアタックを仕掛けてチャンスをうかがうが、51-61と10点差でハーフタイムへ。

 後半に入ってもキャブスの攻勢はなかなか止められず、ダリアス・ガーランドジャレット・アレンの連携に手を焼くことに。我慢の時間帯が続くが、第3クォーター残り3分からホークスが連続得点を挙げ、残り1分にはヤングの3ポイントシュートでついに逆転。そこからはリードチェンジがあったが、結局84-84でこのクォーターを終えた。

 同点で迎えた最終クォーターでは、ここまでの展開とは一転して、ヤングやダニーロ・ガリナーリの得点でホークスが11-2のランに成功。その後、キャブスの反撃を食らい、残り1分で1点差まで詰め寄られるが、ヤングがドライブからフローターを決めて逆転は許さない。エースのクラッチシュートに後押しされたホークスは、そのまま優位を保ってタイムアップ。107-101でプレーオフへの切符をつかんだ。

 ホークスは主砲のヤングが38得点9アシストと大一番で活躍。次いでベンチスタートのボグダノビッチが19得点、要所でシュートを決めたガリナーリが14得点を挙げた。対するキャブスはマルカネンが6本の長距離砲を含む26得点をマーク。エースガードのガーランドも21得点9アシストと奮闘したが、ホームで悔しい敗戦を喫することとなった。

■試合結果
クリーブランド・キャバリアーズ 101-107 アトランタ・ホークス
CLE|36|25|23|17|=101
ATL|25|26|33|23|=107

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