2022.04.09
一昨季の覇者ロサンゼルス・レイカーズが、プレーイン・トーナメント参戦の可能性も消滅してしまう危機に直面している。
4月5日(現地時間4日、日付は以下同)を終えた時点でレイカーズはウェスタン・カンファレンス11位の31勝47敗。プレーイン最後の進出枠となる10位のサンアントニオ・スパーズ(33勝45敗)と2.0ゲームも離れているからだ。
もし今季の直接対決が2勝2敗の両チームがレギュラーシーズンを同じ戦績で終えたとしても、レイカーズはパシフィック・ディビジョン、スパーズはサウスウェスト・ディビジョンのため、タイブレイク方式では同カンファレンスに所属するチームとの対戦成績が採用される。この場合は16勝32敗のレイカーズに対し、スパーズは23勝25敗のため、スパーズがウェスト10位のスポットへ入ることとなる。
1敗も許されない状況のレイカーズだが、6日のフェニックス・サンズ戦もレブロン・ジェームズ(左足首の痛み)の欠場が発表されており、依然として厳しいことは明らか。
今季平均30.3得点8.2リバウンド6.2アシスト1.3スティール1.1ブロックを誇る37歳のスーパースターは、同箇所を痛めたことでここ5戦のうち4試合を欠場。
レイカーズはアンソニー・デイビス、ラッセル・ウェストブルックを中心とした布陣で勝利を目指したいところだが、相手は昨季のウェスト覇者。この試合を制すれば、サンズはフランチャイズ史上最高となるレギュラーシーズン63勝目を手にする機会なだけに、早々に試合を決着させるべく意気揚々と立ち向かってくることが予想できる。
はたして、レイカーズはプレーイン参戦へ望みをつなぐことができるのか。リーグベストの戦績を残すサンズを相手に勝利できなければ、ポストシーズン進出は絶望的になると言わざるをえない。
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