2022.04.08

18〜43歳のNBA最多平均得点者リスト…衰え知らずのレブロンは37歳の首位に

得点王争いを繰り広げるなど、今シーズンも健在のレブロン・ジェームズ[写真]=Getty Images
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 NBAの2021-22シーズンもいよいよレギュラーシーズンが終わろうとしている。現地メディアの「FADEAWAY WORLD」は、リーグの歴史において各年齢でレギュラーシーズンの1試合平均得点が最も高いプレーヤーをまとめた。

 このリストのルールは、プレーヤーがレギュラーシーズン中の2月1日の時点で以下の年齢になっていること。また、そのシーズンで18〜27歳の選手は最低20ゲーム、28〜37歳の選手は最低50ゲームをプレーすることとしている。

 それでは、それぞれの年齢での平均得点記録を見ていこう。

■各年齢での最高平均得点プレーヤー
※()内は当時の在籍チーム

18歳:コービー・ブライアント(ロサンゼルス・レイカーズ)【7.6得点】
19歳:ザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)【22.5得点】
20歳:ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)【28.8得点】
21歳:レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)【31.4得点】
22歳:リック・バリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)【35.6得点】
23歳:ウィルト・チェンバレン(ウォリアーズ)【37.6得点】
24歳:ウィルト・チェンバレン(ウォリアーズ)【38.4得点】
25歳:ウィルト・チェンバレン(ウォリアーズ)【50.4得点】
26歳:ウィルト・チェンバレン(ウォリアーズ)【44.8得点】
27歳:エルジン・ベイラー(レイカーズ)【38.3得点】
28歳:ウィルト・チェンバレン(ウォリアーズ)【34.7得点】
29歳:ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)【36.1得点】
30歳:ジェームズ・ハーデン(ロケッツ)【34.3得点】
31歳:ジェリー・ウエスト(レイカーズ)【31.2得点】
32歳:ステフィン・カリー(ウォリアーズ)【32.0得点】
33歳:ドミニク・ウィルキンズ(アトランタ・ホークス)【29.9得点】
34歳:マイケル・ジョーダン(シカゴ・ブルズ)【28.7得点】
35歳:アレックス・イングリッシュ(デンバー・ナゲッツ)【26.5得点】
36歳:カール・マローン(ユタ・ジャズ)【25.5得点】
37歳:レブロン・ジェームズ(レイカーズ)【30.3得点】
38歳:カリーム・アブドゥル・ジャバー(レイカーズ)【23.4得点】
39歳:カール・マローン(ジャズ)【20.6得点】
40歳:カリーム・アブドゥル・ジャバー(レイカーズ)【14.6得点】
41歳:カリーム・アブドゥル・ジャバー(レイカーズ)【10.1得点】
42歳:ヴィンス・カーター(ホークス)【7.4得点】
43歳:ヴィンス・カーター(ホークス)【5.0得点】

 現役選手だとザイオンやドンチッチなどの若手スター選手に加え、ハーデンやカリーなどの元MVPクラスの選手も名を連ねた。その中でも注目したいのは、21歳と37歳でランクインしたレブロンだ。

レブロンはキャリア19年目のシーズンにも関わらず、驚異的な得点力を発揮した[写真]=Getty Images

 キャリア3年目の21歳のときに記録した1試合平均31.4得点は、レブロンのシーズン平均得点の最高記録となる。しかし、それから16年経った今も、“キング”の得点力は健在だ。今シーズンはここまで(現地4月7日時点)56試合に出場すると、同30.3得点をマーク。37歳にして熾烈な得点王争いを繰り広げている。同年齢での2位はマローンが記録した23.2得点であり、大きく差をつけての首位となった。

 今シーズンのレブロンは、フィールドゴール成功率も52.4パーセントと高水準をキープし、8.2リバウンド6.2アシスト1.3スティール1.1ブロックと、ほかのスタッツでも年齢を感じさせない数字を残した。しかし、レイカーズはチームとして結果を残せず、プレーオフへの道も閉ざされる苦しいシーズンとなってしまった。

 今年の12月30日にはバースデーを迎えるレブロンだが、今シーズンの悔しさを晴らすために、来シーズンも衰え知らずのハイパフォーマンスを発揮してくれることだろう。健康体を維持してプレーし続けることができれば、38歳のジャバーの平均23.4得点は十分に射程圏内だ。

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