2022.04.07

リーグ有数の司令塔クリス・ポールが通算4チームを球団史上最高成績へと導く

サンズのポール(右)とクラウダー(左)[写真]=Getty Images
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 4月6日(現地時間5日、日付は以下同)。フェニックス・サンズはホームのフットプリント・センターでロサンゼルス・レイカーズを121-110で下した。エースのデビン・ブッカーがゲームハイの32得点に7リバウンド4アシストの大活躍を見せた。

 さらにディアンドレ・エイトンが22得点13リバウンド、キャメロン・ジョンソンが12得点5リバウンド、ミケル・ブリッジズが10得点4リバウンド2スティールをマーク。また、クリス・ポールが12アシスト2スティール、キャメロン・ペインが11アシストを残し、チーム全体で38本のアシストを記録してレイカーズを翻弄。

 そしてこの勝利でサンズは63勝16敗とし、1992-93シーズン、2004-05シーズンに残した球団史上最高成績(62勝20敗)を塗り替えることに成功。残り3試合あることから、さらにその記録を伸ばすことが期待されている。

 今季でキャリア17シーズン目のポールは、これまでニューオーリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)、ロサンゼルス・クリッパーズ、ヒューストン・ロケッツ、オクラホマシティ・サンダー、サンズの計5チームでプレーしてきた。そしてサンダーを除く4チームを球団史上最高成績へと導いてきた。

 ホーネッツでは07-08シーズンに56勝26敗、クリッパーズでは13-14シーズンに57勝25敗、ロケッツでは17-18シーズンに65勝17敗を残し、今季サンズで新たなフランチャイズ新記録樹立に大きく貢献。

 36歳の“ポイントゴッド”は、今季もここまで平均32.8分14.7得点4.3リバウンド1.9スティールにリーグトップの10.7アシストを記録しており、円熟味を増したプレーメイキングは健在。悲願の初優勝をかけて、自身14度目のプレーオフを迎えることとなる。

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