2022.04.07
フェニックス・サンズのクリス・ポールは、2月21日(現地時間20日、日付は以下同)に右手親指の剥離骨折により、6~8週間を欠場する見込みと発表された。
今季平均14.9得点4.5リバウンド1.9スティールにリーグトップの10.7アシストを残す36歳の司令塔を欠いたサンズは、オールスターブレイク後に1勝2敗と負け越すも、そこから徐々に巻き返し、現在は5連勝を記録中。
3月21日を終えた時点で、サンズはウェスタン・カンファレンス首位かつリーグベストの58勝14敗。2位のメンフィス・グリズリーズ(49勝23敗)と9.0ゲームも離れていることから、リーグベストの戦績でレギュラーシーズンを終えることが濃厚で、プレーオフでも全シリーズでホームコート・アドバンテージを獲得することが確実視されている。
もっとも、22日に『The Athletic』が報じたところによると、ポールは当初予定されていた復帰時期(4月4日)よりも早く戦列復帰できる見込みで、最短で24日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で復帰するかもしれないという。
キャリア17シーズン目の大ベテランの復帰はサンズにとって心強い。とはいえ、ポール不在時でも10勝4敗と大崩れしなかったチームだけに、ここで無理をして強硬出場する必要はないだろう。
悲願の球団史上初優勝を見据えるサンズにとって、今フォーカスすべきなのは4月17日から幕を開けるプレーオフ。そこで可能な限りベストなコンディションで臨むべく、万全の準備をしてほしいところだ。
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