2022.03.25
3月10日(現地時間9日、日付は以下同)。ウェスタン・カンファレンス首位かつリーグトップの戦績を誇るフェニックス・サンズが、敵地でイースタン・カンファレンス1位のマイアミ・ヒートとの一戦に臨み、111-90で勝利を収めた。
サンズは新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入りのため4試合を欠場していたデビン・ブッカーが復帰し、ゲームハイの23得点に8リバウンド9アシスト2スティール2ブロックの大暴れ。
さらにミケル・ブリッジズが21得点9リバウンド、ディアンドレ・エイトンが19得点10リバウンド、キャメロン・ペインが11得点10アシスト、ジャベール・マギーが11得点15リバウンド、ジェイ・クラウダーが11得点5リバウンドと続いた。
1月9日のヒート戦で100-123の大敗を喫していたサンズは、ヒートのフィールドゴール成功率を39.8パーセント(35/88)、3ポイント成功率でも30.3パーセント(10/33)に抑え込み、モンティ・ウィリアムズHC(ヘッドコーチ)は「私が今まで見てきた中でもベストなディフェンシブ・パフォーマンスの1つだと彼らに言ったんだ」と選手たちをねぎらった。
サンズは今季平均14.9得点4.5リバウンド1.9スティールにリーグトップの10.7アシストを誇るクリス・ポールをオールスターブレイク以降ケガで欠き、エーススコアラーのブッカーも4試合欠場するも、5勝3敗で乗り切っている。
そしてヒート戦を制して今季戦績を53勝13敗としたことで、プレーオフ進出一番乗りを飾った。4月17日に幕を開けるプレーオフを約1か月後に控えたブッカーは「自分たちが何のために戦ってるかはチームの皆が分かっている」と意気込んだ。
昨季サンズは11シーズンぶりにプレーオフへ進出し、ウェストを勝ち上がってNBAファイナルへ到達。ミルウォーキー・バックス相手に2連勝を飾るも、第3戦から4連敗を喫してフランチャイズ史上初優勝を逃しているだけに、ブッカーとサンズが目指すのはもちろん、悲願のNBA制覇だ。
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