2022.05.10
4月19日(現地時間18日、日付は以下同)に行なわれたデンバー・ナゲッツとゴールデンステイト・ウォリアーズによるプレーオフ ファーストラウンド第2戦は、ホームのウォリアーズが126-106でナゲッツを下してシリーズ2連勝を飾った。
ウォリアーズは第2クォーター残り約7分から第3クォーター終了時までの約20分間で一挙70得点とオフェンスが爆発。5本の3ポイントを沈めたジョーダン・プールが29得点5リバウンド8アシスト2スティール、クレイ・トンプソンが21得点、アンドリュー・ウィギンズが13得点8リバウンド、ドレイモンド・グリーンが6アシスト3スティールをマーク。
そして左足の靭帯捻挫から復帰して2試合目となったステフィン・カリーがわずか22分57秒のプレータイムながら5本の3ポイント成功を含むゲームハイの34得点に3リバウンド4アシストと大活躍を見せ、勝利の立役者となった。
24秒のショットクロックが導入された1954-55シーズン以降、プレーオフという大舞台でカリーは史上最短の出場時間で30得点以上を奪う驚異的スコアリングショーを開演。
「すごかったね。彼はドライブし続けて、相手ディフェンスを分断していたと思う。一度あれをやると、ペイントに入ってキックアウトして、再び戻って3ポイントを決めてしまう。ステフが最も危険なのはオフボールの時なんだ。彼が入ってオフェンスをセットする。それがステフという男なのさ」。
そう語ったのはグリーン。この日も昨季のMVPニコラ・ヨキッチ相手に好守を見せつつ、プレーメイクもこなしてきた闘将はカリーの働きを絶賛。ウォリアーズはホームで2連勝を飾り、シリーズは会場をデンバーへ移し、22日に第3戦が行われることとなる。
just some clips from Draymond Green's masterful defensive performance against Nikola Jokic pic.twitter.com/GOonfIzFX4
— Kevin O'Connor (@KevinOConnorNBA) April 19, 2022
ウォリアーズはここまでの2試合でカリー、プール、トンプソン、ウィギンズ、グリーンという新たなスモールラインナップを計10分間送り込み、42-14とナゲッツを圧倒。第2戦では22-8のランで流れを引き寄せており、相手チームの脅威となっている。
はたして、ナゲッツはホームに戻って巻き返すことができるのか。それともウォリアーズが再び爆走して勝利を積み重ねるのか。今後の戦いも注目を浴びそうだ。
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