2024.01.15
2018年のドラフトで、1巡目全体1位のディアンドレ・エイトン(フェニックス・サンズ)に次いで全体2位でサクラメント・キングスから指名されたマービン・バグリー3世(現デトロイト・ピストンズ)は、18-19シーズンに平均14.9得点7.6リバウンド1.0ブロックを残してオールルーキーファーストチームに選ばれた。
ところが、ルーキーシーズンこそ62試合へ出場したものの、相次ぐケガのため翌19-20シーズンはわずか13試合、20-21シーズンも43試合のみの出場に終わり、今年2月11日(現地時間10日、日付は以下同)のデッドラインに成立した4チーム間のトレードでピストンズへ移籍。
23歳のビッグマンは移籍後18試合で平均14.6得点6.8リバウンド1.1アシストにフィールドゴール成功率55.5パーセントを記録。9試合連続の2ケタ得点、3月後半には2戦連続で25得点以上をマークするなど新天地でまずまずのプレーを見せた。
ピストンズは今季イースタン・カンファレンス14位の23勝59敗に終わり、3シーズン連続でプレーオフから遠ざかっているものの、新人王の最終候補に入ったケイド・カニングハムや2年目を終えたサディック・ベイなど有望な若手がそろい始めている。
今季終了後、バグリー3世は制限付きフリーエージェント(FA)となるのだが、ピストンズ側は残留させる意向で、できれば3年契約を結ぶことを望んでいると『The Athletic』が28日に報道。
制限付きFAのため、もし他チームが超高額な契約を提示してバグリー3世がサインした場合、ピストンズ側はそれにマッチしなければ引き留めることができない。
それでも、今季途中から新天地でのびのびとプレーしていたこともあり、来季もバグリー3世がピストンズのユニフォームを着用している可能性は十分ありそうだ。
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