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5月2日(現地時間1日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズとメンフィス・グリズリーズによるウェスタン・カンファレンス・セミファイナル初戦は、アウェイのウォリアーズが117-116で制した。
ウォリアーズはドレイモンド・グリーンが前半終盤に退場処分を受け、第4クォーター序盤に10点リードを作るもグリズリーズの粘りに遭い、終盤に逆転を許す苦しい展開に。
それでも、残り36.6秒にクレイ・トンプソンが決勝弾となる長距離砲をヒットし、次のポゼッションでカリーがジャ・モラントのレイアップを見事ブロックしてみせた。
「ステフは長い間、ディフェンス面で過小評価されている。今シーズンはこれまでのキャリアでもディフェンス面でベストなシーズンだったと思う。我々はそれを長いシーズンで見てきたんだ。あのブロックはステフによる輝かしいディフェンシブプレーだったよ」。
スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は終盤に見せたカリーのビッグプレーを称賛。そしてデンバー・ナゲッツとのプレーオフ1回戦で先発を務めてきたジョーダン・プールへ、ベンチスタートになるかもしれないと告げると「プレーオフですから」と躊躇なく受け入れたことについて、カリーが1回戦の最初の4試合でベンチスタートしていたことを引き合いに出してこう話していた。
「私はそのことについては言わなかった。でもデンバーとのシリーズ4試合でステフ・カリーはベンチから出場していた。ステフがベンチスタートできるなら、誰だってベンチから出場できるということ」。
この試合、ウォリアーズではカリーが24得点4アシスト、アンドリュー・ウィギンズが17得点8リバウンド、トンプソンが15得点2スティールを残したのだが、プールの大活躍も見逃せない。
22歳の男は37分29秒プレーして5本の3ポイント成功を含む31得点に8リバウンド9アシスト2ブロックと、いずれもチームトップまたは最多タイのパフォーマンスを残してみせた。
「これこそ、ここ2、3か月で我々が見てきたジョーダンだ。彼は常に5本の3ポイントを決めたり、31得点したり、トリプルダブル級の数字を残すわけじゃない。でも彼はプレーメイカーであり、ショットクリエイターでもある。今シーズンを通してすばらしい働きを見せてくれたから、私は今日の活躍に驚くことはなかった」。
グリズリーズとの接戦を制したウォリアーズは、4日の第2戦でシリーズ2連勝を狙う。ホーム2連敗を避けたいグリズリーズが必死の形相で襲い掛かってくることが容易に想像できるなか、次戦でどんな攻防を見せるかに注目だ。
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